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記録用手帳の記録

今年用の手帳は、モレスキンで自作デザインで作っていました。

これが我ながら快適で、自画自賛しちゃうほど使い勝手がよかったのですが…

今秋から不測の事態で、ある難題を抱え、これから来春までにかたをつけないと、人生が終わるかも知れない瀬戸際になってしまい、
(人が聞いたら大げさなことかもしれませんが、初めての、ひとりで解決せねばならない問題で、資金的にもどうなるかわからない…)

精神的に、呑気に手帳デザインを作っているいとまがなかったので、
来年用は、たまたま見つけた“ほぼ日”のHONで凌ぐことに。
こういう事態だからこそ、記録は残さねばなりません。

たまたま過去の手帳に関する自分記事が出てきたので、
以下は、三年前の手帳話です。

✬✬✬✬✬
能率手帳、NOLTY 1511。そろそろと思い、購入しました。
同じ手帳で、来年三年目。

一昨年、千葉物産展の万祝(まいわい)デザインでたまたま入手したのがきっかけでしたけれど、使い勝手やサイズ感が、すっかり馴染んでしまい、
他の新しい手帳ノートも見るものの、結局、これに落ち着くようになりました。

以前は、手帳を選ぶ時期は、本屋や文具店等を何軒も覗き、ハシゴしまくり、目新しいものを見つけては試したい衝動が強かったのですけれど、
最近は、これだけ世間に手帳がいっぱいあると、慣れたものがいいなと思うようになってきました。
新しいスタイルで模索するより、思考を繰り返せる同じ作りのものが落ち着く。
色やデザインも賑やかなものより、黒か濃紺かワインが落ち着く...歳のせい?(^^ゞ

カレンダースケジュールと、個人以外の仕事の記録は一応これですが、
家計簿や経費のノートは別に、NOLTY 6501にこれも四年ほど落ち着いてますし、
これ以外にも、心情雑記のモレスキンと、
琴・和歌の活動と研究用ノートを携帯、
だいたいこのスタイルで、固まってしまったかもしれない。

家計簿に活用しているNOLTYのリスティ6501

フリー手帳と違い、カレンダースケジュール手帳は、日々の予定と経過を目にし記憶を刻みつつ、時の流れと共にページが進み、年末や年度末で刷新するから、
今年の残りを数えつつ、来年のまっさらなページを眺めると、今年はすでに締めの時、そしてまもなく新しい時が始まるという、節目の気力も感じます。

本来、暮れと明けの神事や祭りは、神様にも、始まりのその時に立ち返り、人々との誓いの始源その時に生まれ変わり、若返った意気でまた始めていただく、「生まれ清め」の再生の儀礼でもありますし、
近年、正月らしさがなくなったと思えても、今年の手帳と来年の手帳の節目を迎えるたびに、
積み重ねたこれまでと共に、まっさらなこれからへ向かおう、という心機がわきあがります。

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