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Flatだからこそ選ぶ

note565ぺーじ。

「今こそ「0秒で動け」 ~伊藤羊一氏に聞く、若者はどう動くべきか?~」を視聴しました。タイトルに若者とあるが年齢をしぼった話でなし。話の中にもnever too lateと出てくる。

Free,Flat,FunとLead the Self
伊藤氏が挙げたキーワードのうち、この二つが印象的だった。

Freeは解放。物理的に人が集まることを避ける中で、「オフライン有利(オンラインはオフラインの代替手段)」は崩れ、「通勤すべき・オフィスに集まるべき」も「(イベントやお店の)人を集めるべき」も「都心が便利」もなくなった。

集会禁止や外出自粛の必要性がなくなれば、オフラインのコミュニケーションができるようになる。また通勤もできるし、人が集まるイベントもできる。

しかしもう“常にベター”ではなくなる。場合によってはオンラインのほうがよいことが今回認識され、この後オフラインが可能になっても一辺倒には戻らない。「オフラインが基本で、オンラインはオフラインが実現できないときの代替手段」という常識から解放される。Flatになる。

「解放」「しばりがなくなる」というと良さそうだが、そこで生じるのが「選択」である。どうするか、自ら選ばねばならない。

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そこでFunとLead the Self。自らの価値観で選ぶ、自ら楽しむ。その姿勢が自らを導く。

正解のない世界が来たこと、自分が選んでいかねばならないことはもう数年もまえから言われてきたが、現状に照らしてあらためて実感した。

VUCA(Volatility、Uncertainty、Complexity、Ambiguity)で予測困難だからと意識していたが、ここで「Flatになる」というポイントが示されて、より選択の自由度、重要性が感じられた。

(どうなるかわからない・何が正解かわからない、と思うより、正解がない・どれでも正解でありうる、と思うほうが気楽になれる。どれを選ぶかによって効果や結果が違うので、ただ気楽になればよいというものでもなかろうが)

常識や周囲の成功例を見て動くことに慣れた人は、選択が苦手という。ワタクシもそれに漏れず、自分の意向がないこと、わからないことが多い。

自分の直感や好みを聞けるようになりたい。そのためにも「まず動く」。意識します。
(気を抜くと座り込みくつろぐくせがあって心配だが……)

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