見出し画像

夕暮れ

夕暮れは

やりきれない


ぼくを通りすぎた 君

それは四季のようで

同じようでいて

もう同じ時は 巡っては来ない


夕暮れは

とても やりきれない


君を通りすぎた ぼく

それは巡っては過ぎていく 明日のようで

毎日 夢みるのに

そこに着いていたことにすら気づかず

過去にしてしまうもの


夕暮れは

やりきれなくて

どうしようもなくて

ただもう

どうか 夕立になるのを待ってる



濡れているのは 夕陽じゃなくて

ぼくの頬

夕立の雫













この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?