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マサーナグレイ

聞き分けのない感情は

前髪のうねりのように

自分のものなのに 手に負えない


もうじゃあ いいやって

「自分のモノじゃない」ものとして

何処かのカフェにでも置いてきぼりにして



そうやってひとり 家に帰ってから

急に恋しくなって

後悔に胸を焼いたりする

そして思い出す風は

マサーナグレイ



遅くなんかない








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