映画「レディ・バード」を観て
今回は、レディバードをみた感想です。
概要とか考察はこれがもうドンズバ感があります。特にこの映画は女の人の方が共感を得そうな感じのやつです。ということで女の人が書いた考察記事をおいておきます。
僕が印象に残ったのは、この自分の名前と故郷が気に入らないレディ・バード(クリスティン)が、半ば母親を裏切る・嘘をつく形でNYの大学に進んでからどちらもいいものだったと気づくところです。
と言いつつ、自分の名前を素直にいうようになったというのがNYになってからで、故郷が好きだったというのはすでに母校で担任のようなマザーに諭されています。
地元を見ることしかやることがないからと言いつつ、しっかりと批評して嫌なところいいところを文章でかけるというところが、このレディバードがハッチャけたいがハッチャけることのできない背伸びをしたい少女という一面より、家族と故郷に一番向き合っていた少女という描写を強く感じさせる気がしていて、普通のハッチャケたいがハッチャケられない物語が魅力的になっているポイントだと思いました。
何者かになりたい少女の物語が、誰よりも故郷と家族(特に母親)を愛する物語でもある。それがこのレディバードをみて感じたことでした。
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