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【推し作品紹介】薬屋のひとりごと 【中華ミステリ恋愛モノ】第1回

 早速、推し作品を紹介していきます。                 記念すべき第1回目の作品は                   

「薬屋のひとりごと」

小説家になろう発の小説の1つです。                    書籍版が11巻、コミカライズが2作品ある今最もアニメ化が期待されているなろう作品の1つです。

 なろう作品だからって警戒されてます?

ノンノンそれは余計な心配というものですダディ…

だってこの作品、異世界転生どころか魔法も剣も魔物も出てきません

なぜなら舞台が架空とはいえ一昔前の中華だからです

知ってる人は宮廷女官チャングムとかジャクギとか武則天とかを想像するといいかもしれません

そんな中華王国の後宮に、人攫いによる人狩りで売り飛ばされたそばかすが目立つ女性…

そう我らが主人公『 猫猫 』です

もちろんタイトル通り彼女は薬屋なのですが彼女がもういいキャラしてるんです!

そんな彼女が後宮で、皇子が次々不審死しているという噂に興味を持ち…というお話です

もちろんミステリーですから、事件を解決する立役者に彼女はなるのですが、

その解決方法が素晴らしく面白い

というかトリックは現代の知識を持つ我々からするとなんだそんなことかとなる物も多いです

ですが、当時は中世の時代、西洋では薬や毒の知識、医療技術を持つ人は魔女と呼ばれ殺されていた時代です

その時代では当然とされていた常識や風習、娼館の存在や、文字を読めない下女、後宮で働く為に大事なモノを取った宦官という存在など、それらの要素を世界観として組み込んだミステリーが圧巻の面白さを産んでいます。   

   副次効果として現代に生きる我々読者が何故そうなったのかわかりやすい、トリックを理解しやすいという効果を産みミステリー特有のとっつきにくさが無いというのも興味深い点です。  

さてさて、後宮でそんな大事件を解決したのだからさぁ大変。いろんな人に注目されて、あまり目立ちたくない猫猫は愛憎渦巻くきらびやかな万魔殿に関わらざるを得なくなるのでした

あらすじはこんな所ですが、気になるのはタイトルにも書いてある通り…

                    恋愛要素

ですよね。

しかし、実際の所初めからがっつりとした恋愛というものがある訳ではありません。ここら辺の話はネタバレに繋がるのが辛い所…

あくまで国の中心にある後宮と城にまつわる事件や謎を解いていくにつれ、いろんな人々と関わることになる猫猫がどのように成長し、どんな立場になっていくのか…先を見るのがとても楽しみになるそんな作品です

最後におすすめしたいのがこの作品の大きな魅力

個性的な登場人物達です


個人的な嗜好として、登場人物に無能が多い作品というのはあまり好まないのですが、この作品出てくる人物達が軒並み超有能なんですよね

有能だから事件を起こすし、有能だから事件を解決できる。

そんなカタルシスを是非ご堪能ください


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こんな感じで第1回目を書いてみました!            また、登場人物事の紹介ノートも作りたいなと思いますのでこれからどうぞよろしくお願いします                                                                           追伸:今回は極力ネタバレ無しで紹介しましたが、キャラ別紹介やある程度のネタバレ有りでの作品紹介もやっていきたいなと思っています。その場合はタイトルに【ネタバレ有り】と付けるので申し訳ありませんが自衛の方をお願いしたいと思います。

では、読んでくださってありがとうございました!また次回機会がありましたらよろしくお願いします!

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