平和って身近な友好から始まるのだと9歳の子に教わった
「私、あなたのことが嫌いだった」
友人からいきなり言われたらどう思いますか?
私は恐らく、真に受けてしまい『え…悲しい』と思ってしまいます。
これは、ワーホリ先で出会ったサロンオーナーの子供(Aちゃん)が、友人(Bちゃん)から言われた話です。
私はこの話を聞かされて「なんでそんな悲しいこと言うんだろうね」と言ったところ、Aちゃんの回答が素晴らしく脱帽しました。
「大丈夫!私はBちゃんのことが好きだから。本人にもそうに言ったよ。」
つ、強い…!
9歳ながらにして他人に振り回されず、自分軸で生きている感じがしました。
Aちゃんにとっては、悲しいとかはなく、Bちゃんが自分の気持ちを言ったから、自分も言ったまでの話。
それ以上でもそれ以下でもないんだそう。
かっこいいなと思いました。
オーストラリアは色んなバックグランドの人たちがいます。
色んな人種の人に対して寛容ではありますが、子供同士でも祖父母から偏った形で戦争の話を聞いて「日本人が悪いことをした」と思っている子もいるようでした。
今回、Aちゃんが言われた背景にも、戦争のことが関係しています。
とても心が傷みましたが、AちゃんがBちゃんをやさしく包み込むような返事をしたことが本当に素晴らしいと思いました。
平和ってこういった身近なところから始まるのだと。
9歳の子に教わりました。
相手を敬う気持ちを大切に過ごしていきたいです。
今日も良い一日をお過ごしください♪
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?