見出し画像

相手からどう思われているかは、気にしない方がいい

カフェでの出来事。

マスターと常連客とのやり取りで発見がありました。

新しいブレンドで、一杯800円するコーヒーを頼んだ常連さん。

マスターは自信ありげに、「フルーティーな香りを感じられると思います」と提供すると、「そんな分からないな」とそこまで香りは感じないとのこと。

マスターもまだ開けたばかりの新しいブレンドで、試飲してなかったらしく自分も試飲してみると、「酸味が強いですね、もっと淹れ方を研究する必要がありますね。」と。

コーヒーの淹れ方ひとつでも香りや味が全然変わるそう。

やっぱりその道を極めるには、日々の研究が大切なんだなぁと感じました。

お客さんの率直な意見が、より良い商品の提供に生かされると思うと、この関係性は素晴らしいと思いました。

私だったら、そこまでハッキリ言えないです。

せっかく出してくれたのに、出鼻挫くようなことは、失礼なのではないかと考えてしまうからです。

これは、相手からどう思われているかを気にし過ぎてるからですね。

しかし、私のような客ばかりだったら、いずれそのカフェには足を運ばなくなるでしょう。

自分の本音を隠してるからです。

香りがよく分からなかったとしても、自分が素人だからそう感じるのかもしれないと思って、表面上だけ合わせてしまいます。

今回、この常連客のように『自分はこう感じた』とハッキリ言えるのは、相手のためにもなるということが分かりました。

相手からどう思われているかを気にするより、自分が感じた素直な気持ちを伝えることで、また違う思考が生まれて、相手が良い方向に変わって行けるなら、自分の意見を言うのも図々しいことではないと考え方が少し変わりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?