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21年卒就活組座談会 最終回(第七回) 「最も印象に残った社会人は」「一緒に就活をやった仲間へのメッセージ」

こんにちは。シャラです。今回もアクセス頂き、ありがとうございます。

今回は2020年度就活組WEB座談会の最終回(第七回)です。

昨年12月から続けてきたこの5人への就活サポートもこの記事の更新をもってひと段落します。

約8ヶ月間、短かったようにも長かったようにも思いますが、まずは全員が納得いく形で就活を終えられて本当に良かったです。

そして、今年の就活生達も就活を通した人間性や社会性の向上にも積極的に取り組んでくれてたのも嬉しかったですね。

どんなに優秀な人でも人間性や社会性が伴ってなければ仕事は上手く回りません。
引き続きこの意識を持ち続けて、社会に出てからいち早く先輩や上司達に可愛がられる人材になって欲しいと思います。

ということで、WEB座談会最終回(第七回)です。

今回のWEB面談会の議題

「特に印象に残った社会人は」
「一緒に就活をやった仲間へのメッセージ」

WEB座談会参加メンバー

ユウタ:W大四年・ラグビー部OB。就職留年中。某スーパーゼネコンに内々定。
タケル:H大三年・ラグビー部。某複合機大手に内々定。
コウタロウ:R大三年・ラグビー部。某専門商社に内々定。
リキタ:K大三年・ラグビー部。某スーパーゼネコンに内々定。
シュンイチ:H大三年・ラグビー部。某製薬会社に内々定。
シャラ:わたしです。
(全員仮名です。)

「特に印象に残った社会人は」

シャラ
シュンイチにも就活中に多くの社会人に会って貰ったけど、その中で誰が一番印象に残ってるかな。

シュンイチ
一番印象に残っているのは石田さん(法政→東京三菱銀行)ですね。
特に石田さん自身の就活時の「業界・会社選びの軸」を伺って、自分の就活に対する注力度と意識のギアが一段上がった気がします

この時に石田さんが仰ってた「会社の選びの軸」は、
・学生時代にラグビーしかやってこなかったので、他の学生と比べて知識が劣っているのは間違いない。
・社会に出ていち早く会社に必要とされる人材になるために、会社の研修制度が充実している業界に行ってそこで懸命に努力する。

といった話だったと思いますが、この時に自分の業界・会社選びの軸が明確になりましたね。

それまでの僕は内々定をもらうことをゴールと考えていたのですが、この話を伺ってからは、内々定はあくまでスタートでそこからの頑張りが大事だということに気付きました

結果的に石田さんの金融業界でなく製薬業界に行くことになりましたが、会社に勉強をする機会を与えられてそこで頑張れば企業やその業界から評価されるという意味では共通してますよね。

石田さんが印象に残っている理由はこれだけでなくて、最初にお会いした時から僕自身が就活に対する考えが全然纏まってなかったにも関わらず、どんな話にも親身に聞いて下さったのも印象的でした。

このやり取りの中で石田さんがラグビー部同期の方を紹介して下さり、その中に製薬会社の方がいらっしゃったことから、そこからMRという仕事を意識するようになりました。

石田さんの「学生時代のラグビーに対する情熱を社会に出てから仕事に切り替えて、今では活躍されている」という話を聞いて自分の目指す社会人像が明確になりました

シャラ
まず石田を褒めすぎな(笑)。
でも、石田が昔から男気がある奴だったのは間違いないね。

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↑ 右が石田。もう社会人12年目?学生の頃は「生意気なガキ」やったのに(笑)!!

<石田からのメッセージ>
シュンイチくんが素直な気持ちで色々話してくれたからこそ私のアドバイスが響いたのかな、と。
知らないことを一生懸命知ろうとしているスタンスが良かったです。
私ももう歳もポジションも中堅社員なので、聞く力を意識している今、初めて会った学生に色々聞いて貰えたといって貰えたのは聞く力増強という自分の成長にもつながったのかな、と思って嬉しいですね!

シャラ
ユウタは?

ユウタ
僕は松林さん(東大→鹿島)の存在が一番印象に残ってますね。
最初から親身になってエントリーシートを見て下さったり、まだ業界を迷っていた時だったんですが、松林さんの業界の課題を本音で話して下さったのが特に印象に残ってます

業界の課題として、構造は未だ古くて旧態然としていて業界的に置かれている環境も厳しい今だからこそ変革が必須で、それに携われるのは貴重な経験になるだろうし、個人の働きかけが大きな動きに繋がる可能性があるのも面白いはず、といった話をして下さって、この話を伺うまでの僕は「新しいことがやりたい」という気持ちもあって業界を絞れなかったのですが、ここで踏ん切りがついてゼネコン業界に志望を絞ることに決めました。

シャラ
初めて会った社会人が自分に真剣に向き合ってくれるのは、ユウタの真剣さと真摯な姿勢が十分に伝わったからだと思うよ。
中途半端で誠意の無い学生は5分も話せば分かるし、それに付き合う程社会人は暇じゃ無いからね。
で、松林は、コウタロウが就活でお世話になったXXの大学ラグビー部の同期で、その代のキャプテンが俺が少し前に東京で一緒に働いてた同僚で、、、、、
と、本当に世の中狭いんよ。

だからこそ、適当にしていい人間関係なんて無いよな。
適当なことしてると結局は将来自分にしっぺ返しで帰ってくるし。
と、この話20回目ぐらいだよな(笑)。すいません。

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↑ 右が松林。初めて会ったのはまだ松林が学生で東大のグラウンドだったはず。もう13年ぐらい前か。写真は、3月上旬に赤坂の鶏Dining Bird Place(下記リンク参照下さい。)で店長にも入って貰って撮りました。この日から完全にWEBでのサポートに切り替わりました。

<松林からのメッセージ>
ユウタくんは話をとても熱心に聞いてくれる姿が印象的でした。
理解力も高いうえ積極的な質問や行動もしてくれるので、ついつい長々と話をしてしまいましたし、僅かばかりですがその後のサポートもやりがいをもってやらせて頂きました。同じ業界に来てくれて嬉しい限りです。
普段会社では話すことのない若い人と話すのはこちらとしてもいい刺激になりますし、改めて自分を見つめる機会にもなります。
シャラさん、お力になれそうな時はぜひまたお声掛けください。

↑ 鶏Dining Bird Place:早くまた行きたい!

シャラ
タケルどうかな。

タケル
僕は小笠原さん(中央大→横河ソリューション:現横河電機ラグビー部コーチ)ですね。
社会人になってもあれだけの熱量がある方がいるんだ、と思いました。
あの後、自分が社会人になっても同じ熱量を持ち続けられるか、を結構考えましたね。
間違いなく僕の就活のターニングポイントは小笠原さんにお会いした時でした。

シャラ
今の学生って熱い社会人に会うと魅力的に感じるか一気に引くかどっちかだよな(笑)。その違いってなんだろう。

タケル
難しいですね(笑)。フィーリング、って答えになってますかね。
その方が自分に酔って熱いのか、客観的な視野も持った上での熱さの違いなんですかね(笑)。
これまでは前者の社会人の方が多かったのですが、小笠原さんは後者だったからこそ凄く響いたんだと思います。
この時に様々な社会人の方に会って話を伺う重要性を改めて感じました。

シャラ
なるほど。
どの学生にどの社会人を会わせると一番学びがあって学生に響くかを考えた上で社会人を会わせてるつもりなんだけど、(冷めてるように見える)タケシに小笠原がどう映るか少しだけ心配にだったんよな。
で、タケシのテンションが少しでも上がるように、「取り敢えず高い(値段でなく物理的に)場所の店にして夜景を見せとけばいいや。」と安易に考えて45階ぐらいの店を予約したんだけどまさか通されたのが窓のない個室という(笑)。
でも、あの飯の前と後でタケシの顔付きが明らかに変わったのが分かったよ。
小笠原に感謝だね。
来年試合するかも知れないし、その時は倍返しのチャンスだね(笑)

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↑ 左が小笠原。初めて会ったのはもう12年ぐらい前か。みんなもう立派な社会人ですね。この写真を撮る時だけ窓際の席に入れて貰いました(笑)。

<小笠原からのメッセージ>
タケル君の真剣に話を聞いてくれている姿を見て、調子に乗って偉そうなことをベラベラと長話してしまいました(笑)。少しでも役に立ってくれたのなら素直に嬉しいですね。
今回の就活の成果は紛れもなくタケル君の努力の結果であり、今回の体験をこれからの学生に伝えられるといいですね。
働く場所は違えど同じ社会人として切磋琢磨していきましょう!!

シャラ
リキタは?

リキタ
僕も色んな社会人の方に会わせて頂いて、もちろん皆さん印象の残っているんですが、強いて一人を挙げるとすれば、盛田志さん(早稲田→住友商事→NZでラグビー挑戦中)ですかね。

就活の話ではなくなるのですが、就活の結果第一希望の会社に入れたのにトップリーグを諦めきれず退社して今は必死に挑戦されているという生き方や考え方が刺激的でしたね。
そのまま会社に勤め続ければ安定なのに、夢に真っ直ぐというか。
僕の場合は逆で、トップリーグでやりたいと思っていた時期もあったものの結局仕事も頑張る選択を取りましたが、自分で決めたことを信じて実現に向けて全力を尽くす、というところで影響を受けましたね。

シャラ
なるほど。
これまで「会社を辞めてトップリーグに挑戦したいんですけど」って、何人かの奴に相談を受けてきたけど、志の場合は俺に相談してきた時点で体が入社時と全然違ってたもんな。既に週8回はトレーニングしてた(笑)。
まあ、その時点で相談じゃなくて報告だったんだと思うけど。

↑ 盛田志のnote。是非ご覧下さい。

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↑ 右が盛田。既に普通の社会人では許されない髪型してますね(笑)。

<盛田からのメッセージ>
リキタ君の話を聞いてるとなんだか当時の自分を見てるみたいで、いつのまにか大学4年生の時の自分に対して話すように熱くなってしまいました(笑)。
でも彼の発言を聞いてると当時の自分よりも断然レベルが高くてびっくりすると同時に僕も頑張らないとと思えた事を覚えてます。
そして人柄もよく話してても面白いです。
今でも時々連絡をとっており帰国したら飲みに行こうなんて話にもなってます。
何より後輩ではあるものの、大きな刺激をもらえる仲間に巡り合わせて頂いたシャラさんには大変感謝しております!


「一緒に就活をやった仲間へのメッセージ」

シャラ
では最後の質問。
約半年間、一緒に就活を頑張って来た仲間にメッセージをお願いします。

コウタロウ
面接の本番始まる前からこうして集まって繰り返し面接練習する機会があったことが凄くありがたかったですし、何より刺激的でした。

途中からはZoomでしか集まれませんでしたが。
自分が大学のラグビー部の枠を飛び出して、学校を超えたこのメンバーに入れたことに感謝しています。

このメンバーでは仲良しで一緒に就活するだけでなくて、お互い指摘しあったり情報を共有しあったり、そして誰かが内定を貰ったら「自分も頑張らないと」と思いましたし、就活生同士刺激を与え合える関係だったと思います。
ということで、これからも引き続き宜しくお願い致します。
って、改めて話すのはなんか恥ずかしいですね(笑)

シュンイチ
コウタロウは初めて会ったのは四谷のお好み焼き屋でしたが、その時の印象は社会人の方々にも物怖じせずに積極的に話していて、自分はそれが出来なくて、コウタロウ、凄いなぁ、と思ってました。
その印象は今も変わらなくて、今後も勉強させて貰いたいと思っています。

リキタは渋谷の貸し会議室が初めてだったと思うんですが、既にエピソードが掘り下げられていて、その話を聞いてても人としてもキャプテンとしても素晴らしいなぁ、と思っててました。
今でもキャプテンシーに関する本を読み続けて勉強してますし、自分もリーダーをやる状況が多いので、見習うべきところが沢山あります。

タケルは興味のないことには無気力なところがあるけど、スイッチの切り替えが凄くて、力を入れようと思ったことに対する熱量は本当に凄くて尊敬するところでもあります。それと比べると自分は瞬発力が足りないところもあるので、タケルを見習って僕もまずは英語を頑張ろうと思います。
あとは最後のシーズン、一緒にラグビーを頑張りたいですね。

ユウタさんは個別に面接練習をして貰ったり、相談に乗って頂いたりで本当にありがとうございました。今後も何か困ったことあったらまた連絡させて下さいね(笑)

リキタ
僕だけ関西でなかなかリアルにみんなの進捗状況が分からなかったんですけど、コロナ禍になってZoomで連絡取り合うようになってからはみんなの状況が分かって刺激になってました。
みんなと就活をして無かったら自分と周りの環境に甘んじて今の結果も出てなかったと思いますし、中途半端に終わってたかも知れないです。
社会人になってからもみんなで会う機会もあると思いますので、今後も刺激を与え続ける関係でいれたら嬉しいです。

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シャラ
確かに全部がWEB前提になってからは地域的な有利不利はかなり無くなったよな。
しかし、シュンイチ、リキタとリーダーをやる人間はコメント力が違うね。
って、タケルのハードル上がったけど(笑)。

タケル
だいぶ上がりましたね(笑)
自分は最初大学の同期と面接練習をするのは恥ずかしいな、とか思ってたんですけど、みんなの真剣に就活に必死に取り組む姿を見てみんなから学ぶうちにそんなことを考えなくなって、最後まで高いモチベーションで取り組めました。
今話聞いててもみんなこれから進む会社で働くことに高いパッションを持ってるので、社会人になっても一緒にモチベーションを高め合えればと思います。

ユウタ
僕はラグビーを始めたのは高校でかつ付属校だったので、他の大学に知り合いがいなかったので、他の大学の話を聞けるのは貴重でしたね。
最初に他の学生と会ったのは四谷の会議室でリキタとだったのですが、どうしたのチームのモチベーションを上げるかの話を聞いて、「他の大学でも同じようなことで悩んでるのか」とか考えたり、逆に「そんな悩みがあるのか」とかいうのもありましたよね。それを知ってるかどうかで面接でのPRの仕方も変わっくるので参考になりました。

あと僕はもう引退してて単位も取れてるので練習や学校に行ったりすることもなかったので、こうやって一緒に就活を進める仲間がいたことは大きかったです。

これから社会に出てからもこういう関係性を続けられたら嬉しいです。

みんな、これからも宜しくお願いしますね。

シャラ
いや〜、感動的な最後だね(笑)。
ユウタだけ一つ上だったけど、全く先輩風吹かせることもなく、一方で4年の大学日本一の経験をみんなに共有してくれたりと本当に参考になったね。
まあ、本人は先輩風を吹かせてたつもりだったかも知れないけど(笑)

今年の就活は本当にイレギュラー過ぎて、どんな結末になるのかと心配だったけど、でもみんなの頑張りで全員いい結論になって本当に良かった。

いつになるか分からないけど、みんなで集まって祝杯をあげられる日を楽しみにしてるよ。

ということで、就活、本当にお疲れ様でした!!

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↑ 最後はお決まり(!?)のこのポーズで。


以上、2020年度就活組とのWEB座談会はこれで終了です。
最後までお付き合い頂き誠にありがとうございました。

今後も日曜夜に更新していきます。

2021年度の就活組は今は一日30分でいいのでコツコツ進めていきましょう。
では、今から何をやるべきか、、、

次回から書いていきます。

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