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我が家が中学校受験より小学校受験を選んだ理由

もし娘(4歳)が中学受験する場合、家族の仕事や生活スタイルに大きな影響を与えるということを前回のnoteに書きました。今回は、娘が小学校受験する場合はどうなのか、について書きます。

お教室に通っても家族に特段影響はなし

娘が小学校受験する場合、お教室通いは自分や家族に大きな影響を与えません。

今のところ授業は週イチで、毎週土曜日の午後に自分が娘を自転車で連れていきます。近くのカフェでのんびりし、時間が来たらお教室へ娘を迎えにいきます。

自宅では、お教室の宿題(ペーパーと絵画)を20分程で毎日朝にコツコツ取り組みます。基本は妻が娘とマンツーマン。娘をやる気にさせる妻の声掛けスキルを自分が取得できれば、ここは分担できます。

来年の春頃になると、志望校別講座やら分野別講座が増え、土日ともお教室に通う可能性が高いと覚悟しています。しかし中学受験とは異なり、お教室ではどんなに遅くても夕方には帰宅できます。

通塾期間も我が家は年中の12月から約1年間お世話になる予定。小学校受験は一般的に1,2年で済むのに対し、中学受験は少なくとも3年以上掛かります。

このように、塾・お教室通いの観点では、小学校受験は多少気軽で中学受験よりも遥かにライトです。もちろん、超難関小学校を目指す方はその限りではないかもしれません。しかし、一般的な国立小をメインに目指す我が家には、難問・奇問のペーパー対策は不要のため、約1年間のお教室通い+家庭学習で対応できると考えています。

国立小通いの影響は「平日の業務調整」「引っ越し」

国立小狙いの共働き夫婦にとっての悩みの種は「学童」「学校行事の平日参加」「通学」だと思います。

学童については、以前のnoteに書きましたが、自分がほぼ在宅勤務かつ裁量労働制のため、何とかなります。国立小の場合は、校則上、下校時に 学校→家→学童→家 という移動を強いられる所が問題ですが、娘が帰宅時に自分が家にいるため、娘の負担を減らせると考えています。

学校行事の平日参加についても、自分の裁量労働制を存分に活かそうと思います。心強いことに、共働き妻は休みを平日にシフトできる業種のため、夫婦で協力し合って乗り切っていきたいと思います。

通学については、やはり下校時に 学校→家→学童→家 という移動を強いられるため、通学時間をなるべく少なくし、娘の負担を減らしたいと考えています。そのため我が家では、国立小合格したら、学校の徒歩圏内へ引っ越す予定です。
孟母三遷の教え、とは少し違いますが、子どもが学校生活を有意義に過ごせるように引っ越しするのは、割と理にかなったことのように思えます。

このように、娘が国立小通いとなった場合、引っ越しが伴うかも知れませんが、共働きを維持しつつ何とかいける、と考えています。ちなみに併願の私立小は「アフタースクールあり」もしくは「提携学童あり」の学校にするため、国立小より家族への影響が大幅に少ない見通しです。

中学受験の場合は、以前のnoteに書きましたが、通塾のために共働き妻が会社を一時退職し、自分も家庭のリソース確保のために昇進を諦めるか、最悪転職の可能性があると考えています。それに比べると、小学校受験はやはり中学受験よりも遥かにライトです。

中学受験のメリットは「大学進学実績」

もちろん、中学受験を選ぶ、もしくは両方受験するご家庭もいらっしゃいます。自分が思うに、それは大学進学実績がなるべく良い学校を目指す場合だと思います。確かに、小学校受験を経てエスカレータで中学・高校へ進める学校は、いわゆる日本の高偏差値大学への進学実績が、難関中高一貫校より劣ることが多いと思います。これについては、自分も悩みました。。

結論は「国立小学校受験して中学受験回避」

我が家の結論は「国立小学校受験して中学受験回避」です。主な理由は以下の通りです。

✔︎ 少子化による大学入試の易化傾向
✔︎ 国立小は内部進学に試験があるため中弛み予防
✔︎ 中学受験は家族への影響が大きく小学校受験は許容可能
✔︎ 高偏差値大学入学の点取りゲーム対策よりも主体性・自律性等の養成を優先

なお、妻の意見もあり、国立小の抽選落ち対策として私立小も併願します。併願校については、以前のnoteに書いた通り、夫婦で条件を出して話し合って決めました。

このような感じで、自分のキャリア開発をトリガーにして、小学校受験と中学受験のどちらがよいか、我が家の結論を出しました。今後の状況次第でプランが変わるかも知れません。その時は、またどのように考えてどういう結論にしたかを書きたいと思います。

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