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大学入学共通テスト 英語(リーディング)

 いよいよ「大学入学共通テスト」が始まります。初めての試験で不安を抱く受験生も多いでしょう。メディアでクローズアップされるのは「センター試験との違い」です。しかも誰にでもわかるように「インパクトがあること」「視角的に訴えるような変更点」ばかりがクローズアップされます。「英語が『長文とリスニングだけ』になります。配点はどちらも100点です。」「数学が『会話形式』になります。」などのように。

 しかし実際に中身を見ていくと,「センター試験を踏襲しているもの」と「新たに登場したもの」があります。「見かけ」は変化したが「問われている力」は変化しないもの,「見かけ」は変化しないが,「問われている力」は変化したも,両者ともに変化したものや両者ともに変化しないもの。

 大切なことは,「メディア」や「見かけ」に騙されることなく,「出題意図」を見抜いた上で演習を積んでいくことです。このコーナーでは,大学入学共通テストの試行調査を用いて,どのような力が求められるのかを具体的に分析していきます。

 元々,大学入試の英語を資格試験への移行期間として作られたのが「大学入学共通テスト」なので,TOEICなどの資格試験でも役に立つことが大いにあると思います。特に,共通テストの問題の「解き方」は,TOEICをこれから受けようなんていう人にも役に立つと思いますので,ぜひ参考にしてください。


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