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英語学習法〜スピーキングの学習法②

 日本語と英語は構造が異なります。そのため,表現を思いついても,文を組み立てるのに時間がかかり,なかなか発話できなかったり,思いついた表現を片言に話すことしかできなかったりします。では,どうすればいいのでしょうか。それは,

寄りかかるための構文パターンをたたき込むこと

です。おそらく,中高6年間それなりに英語をやってきた人であれば,たとえスピードが速くなくても,文字を見て意味を理解することはできるという人が多いでしょう。ここから,もう一歩段階を上げることができるかがカギとなります。

英語の音声を1回聞いて理解できるか
日本語を聞いて瞬発的に英訳できるか

 これまでの学習が「文字偏重」の学習でなかったかどうかを考えてみてください。話したり聞いたりするのが苦手であったとしても,中高6年間の学習が無意味だったわけではありません。むしろ,「文字偏重」の学習をしてきた人には,大量の知識のインプットがあると考えてください。学習の仕方を,

「文字偏重」から「音声重視」へ


切り替えればいいだけです。これまでの知識を転換するための訓練をすればいいのです。

 前回は,英語表現をストックし,アウトプットする(発話する)練習をすることが大切だと述べました。構文も同じです。ストックしたものを,音声として意識的にアウトプットすることが大切です。

 構文を入れるための教材の一つに,『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』というのがあるので,紹介して終わります。最初のは,文法項目別に,次のはランダムになっています。


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