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浪人を決意した人へ

 もう1年頑張ろうと決意した人,心機一転頑張りましょう。浪人する際の注意点をまとめます。

(1) 切り替えるタイミングを決める

 いつから勉強を再スタートするのかを決めましょう。予備校の授業が始まるのはたいてい4月半ばなので,予備校の授業が始まってからと思っているとズルズルいってしまうので注意してください。
 この日と決めたら再び受験生です。基本的には,現役で大学に行った友達とは,1年間は連絡を取るのは控えたほうがいいと思います。自分で切り替えるのが難しいという人は,予備校の春期講習を受講するのもオススメです。

(2) 基礎・基本を大切に

 予備校の授業は,本当に基礎・基本から始まります。しかし,ここを馬鹿にしてはいけません。もう一度ゼロからやり直すつもりで臨んでください。わかっていることも,わからないこともすべて吸収するつもりでやり直すことが大切です。どこかに穴があったから浪人したということを心しておきましょう。

(3) 油断しない

 浪人生ですから,現役生より1年多く勉強しています。最初の模試ではもちろん,A判定などこれまで取ったことのない成績が出ることが多いです。ここで油断し,勉強の手を抜いてしまう浪人生は間違いなく失敗します。判定に惑わされることなく,最後まで手を抜かずに勉強し続けてください。

(4) 最後に

 浪人とは,決してマイナスなことではありません。むしろ,現役で大学に進学した学生よりも,ひとまわりもふたまわりも成長して大学に進学していきます。また,大学に通う重みも違います。人より1年多く勉強して大学に行くわけですから,その1年で自分のやりたいこと,大学に行く目的もはっきりとして大学に行くはずです。
 浪人とは罰ゲームでも試練でもなんでもありません。きっと,あなたは浪人してから大学に行ったほうが得るものがたくさんあるから,焦らずにあと1年くらい頑張りなさいというメッセージです。人生におけるたった1年,有意義な1年を過ごしてやろうという意気込みで頑張ってください。

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