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大学入学共通テスト(リーディング) 戦略編

 大学入学共通テスト(リーディング)を攻略するにはどのような力が求められるでしょうか。まず,英文のレベルですが,CEFR-Jを基準にしてA1〜B1レベル(英検でいえば3級〜2級レベル)とされています。つまり,センター試験よりも簡単な問題も含まれているということになります。それにもかかわらず,「終わらない」とか「点数が思うように伸びない」という人はどこに原因があるのでしょうか。

 まず「問われる力」が大きく変わっています。共通テストのリーディングでは,skimming能力scanning能力の2つの力が求められます(特にscanning能力が必要です)。つまり「必要な情報を探し出す力」です。これは,センター試験の一部の問題を除いて,これまでの大学入試ではほとんど問われてこなかった力です。

 TOEICは,scanning能力を求める検定試験のうちの1つです。ビジネス英語であるという点を除けば,TOEICと共通テストの設問の作り方は非常に近いといえます。選択肢を巧妙に言い換える点,設問が本文の順序通りではないため,先に選択肢にまで目を通し頭に入れておかなければならない点などがその例です。

 そのようなTOEICで使うような「解き方」を習得しなければならないというのが大きな違いです。このような「今後求められる力」を踏まえた対策を行うと同時に,「これまでのセンター試験と変わらない力」があります。以下のPDFファイルでは,センター試験と共通テストの相違点を概観し,特徴と対策を書いています。共通テストの今後の対策に生かしてください。

以下のPDFには,次のようなことをまとめています。
(1) 共通テストで求められるもの
(2) 共通テストの特徴
(3) 共通テストの特徴から見える対策
(4) 演習を積むための素材

* PDFはこちら☟

 具体的な対策について,全10回でまとめていますので,そちらもどうぞ!以下のマガジンから閲覧することができます。


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