言語学はおもしろい
「言語学」って,どんなイメージがありますか?
難しそう…日常生活とは関係ない…趣味の世界…理屈っぽい…
などなど,あまりいいイメージがない人も多いかもしれません。言語を専門としている人でも「理屈っぽくて,小難しい学問」というイメージがあるかもしれません。
たしかに,言語学は理系寄りの学問であることは事実です。しかし,日常で使っていることばに関するちょっとした疑問を紐解くことを可能にするのも言語学です。
たとえば,
「ググる」と「映える」などの新語はどのように生まれるのか
「雰囲気」は「ふんいき」なのに,実際は「ふいんき」と発音する兆しがあるのか
「歩きかけの赤ちゃん」とは言えても,「歩きかけの人」と言えないのはなぜか
身近なことばを科学するのに必要なのが言語学というバックグラウンド。私は,学部と大学院の専攻は英語学です。専門は,社会言語学と英語教育学になりますが,言語学の分野には基本的に興味があり,比較的幅広く学んできました。
そのため授業でも言語学的脱線がときおりあります。最近,久々に言語学をもう一度やってみたくなり,本屋に足を運び,いろいろと買いあさりました。そのうちの一冊がこれです☟
上記で挙げた例についても書かれています。参考文献も豊富で興味をもった分野を深めるきっかけにもなります。読むのがとても楽しみです。
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