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原宿と巣鴨の違いって○○だよね?

『私の評価基準』は、僕が率いている営業チームメンバに向けて毎週送り続けているメルマガをコピペしたものです。
メルマガを送る目的はチームの価値観や方向性を合わせることです。だから、リーダーである僕がインプットして「良いな!」と思ったことに、僕なりの考えや僕自身の経験を加えた内容になっています。そのため、普遍的な内容が多く「どこかで誰かが話していた/書いていた」内容が多く含まれています。


■またまた「歌ネタ芸人」
■Sakuraiの登場です!

↓↓↓の3つのグループの
共通点は何でしょうか?
(ちょっと考えてみて下さい)

「日本とAさん」
「中国とBさん」
「ベトナムとCさん」

※社内のメンバの実名が書いて
 あったので伏せ字にします

 Aさん:49歳
 Bさん:35歳
 Cさん:29歳








答えは

「各国の中央年齢値(※)と
 同じ歳の人の組み合わせ」

でした。

※中央年齢とは、
 『上の世代と下の世代の人数が
 ちょうど同じになる年齢』です。
 平均年齢とは一致しません。

ちょっと分かりにくいですよね(汗)

めっちゃ乱暴にまとめると、

日本の平均年齢はAさんの年齢と同じ
中国の平均年齢はBさんの年齢と同じ
ベトナムの平均年齢はCさんの年齢と同じ

みたいな感じです。

今日、みなさんに
考えてもらいたいのは、
=============================
ある商品があって、
それをAさんとBさん、Cさんの
3人に買ってもらいたい時、
同じ売り方をしますか?
=============================
ということです。


■頭が良い人って、同じ情報を見ても
■全然違う見かたをするよね!!


少し前ですが、各国の平均年齢
(中央年齢値)がTVで報道
されていました。

→確か、、、イタリアの死亡者数が
 多いのは高齢化が進んでいるから?
 いやいや日本の方が進んでるやん!
 みたいな。


私なんかはそれを見ても
「日本が1位なんや!」て
驚くだけでしたが・・・

キンコン西野さんはこんなことを
言ってました。

「これからの日本は、今の巣鴨に
 店を出すやり方が基本になる」

と。

要するに、
=============================
・原宿に出店して成功するための
 ビジネスモデルと、巣鴨に
 出店して成功するための
 ビジネスモデルは異なる

・高齢化が進む日本では、
 今まで通用した原宿向けの
 ビジネスモデルは通用しなくなり、
 巣鴨向けのビジネスモデルが必要
=============================
ってことです。

これは個人向け商売の話しですが、
私達のような企業向け商売でも
当てはまると思います。

なぜならば、平均年齢が変わると、
各国の産業構造も変わるから。

一般的には「産業構造の高度化」
という言葉で説明されています。

その国における産業の比重が、
第一次産業から第二次産業、
さらには第三次産業へと
移行していくこと

=============================
第一次産業
・・・農林水産業など
第二次産業
・・・鉱業、建設業、製造業など
第三次産業
・・・卸・小売業、運輸業、
  情報通信業、金融業、サービス業など
=============================

最初の話題に戻りますが、
AさんとBさん、Cさんの
3人にモノを売るときは
売り方を変えますよね?

それと同じで、日本と中国、
ベトナム、付け加えると、
韓国、台湾、アメリカ、ドイツ、
イギリス、イタリア…などなど、
国ごと(産業構造ごと)に
売り方は変えなければいけない
はずなんですよね。

当たり前のことだけど。


■自分のやってることにラベリングして
■モデル化してしまおう!

先日「デジタルとリアルの融合」の
勉強会を実施した時に、例として
↓↓↓を説明しました。

中国における電子部材関連の
会社達はWeb上のコミュニティで
情報交換を行うし材料の比較も
行っている。だから、我々営業が
売り込める/力を発揮できる
フェーズはごくわずかしか
残されていない。

これは、少なくとも中国においては、
ビジネスをやるうえで
「コミュニティの重要性」が増している
ということだと考えています。

これを突き詰めていくと、

中国では、あるコミュニティに
所属する(or 自分で立ち上げる)
ことがビジネスを成功させる
確率を上げる方法になる

と気づきます。

これは韓国でも転用できるかも
知れないし、もしくは韓国では
全く違う方法を取らなければ
いけないかも知れません。

言いたいことは、担当市場ごとに、
その場所の産業構造ごとに、
最も適した売り方があるはずで、
それをモデル化できれば

「私の担当している地域で最も
    うまくいくビジネスモデルは○○です!」

と説明できるようになるはずです。

そして、営業部内や他部署との
会話の中で、

「○○さんのビジネスモデルって
 まだ原宿っぽいよね。
 そろそろ巣鴨っぽいのに
 変えないとヤバくない?」

みたいなやり取りができるかも
知れないし、そうなるべき
じゃないのかな?と考えています。

「私のビジネスは○○モデルです!」
と言い切れるように、自分なりの
ビジネスモデルを見つけて下さい。

今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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