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知らないと損をする【儲けのしくみ】

コラム_はじめ

儲けの仕組み

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儲けのしくみ──50万円からできるビジネスモデル50
酒井 威津善 (著)

この本、ローソンの書籍コーナーで目に入った途端に衝動買いをしてしまいました。

おそらく、いまのボクの悩みが「儲ける仕組みが思いつかない!」だからなんだと思います。

題名を見ただけでほぼ無意識に手に取っていました。

そこで、今日は

「仕事に取り掛かる前に、ちゃんと儲けの仕組みを考えることは大切」

ということについて書きます。


■キングコング西野亮廣


この「儲けの仕組み」を考えるのが上手い人は誰だろう?

と聞かれた時に、ボクの頭に真っ先に思い浮かぶのは

【キングコング 西野亮廣】

です。

知らない方のために説明すると「キングコング」とは吉本クリエイティブエージェンシーに所属する漫才コンビで、そのコンビでツッコミとネタづくりを担当しているのが西野さん。

最近TVで見かけなくなりましたが、トップクリエイターとして、そして一流のマーケターとして大活躍されているんですよ。

特に直近でいえば、2020年12月25日に公開される「映画えんとつ町のプペル」の製作総指揮・原作・脚本されています。

https://poupelle.com/

■絵本を売るために仕掛けたスゲーこと3選

そんなキンコン西野さんが、ご自身の絵本を売るために仕掛けたスゲーこと3つをみんなと共有させてください。

ちなみにこれは、Web記事とかYouTubeから仕入れた情報の中で「スゲーな」って思ったことの中からボクが勝手に選んだ3つの話です。

その3つとは

① 絵本の中身を無料公開する

② マーケティングのプロセスを公開する

③ 「絵本を毎月1冊寄付する」という逆サブスクモデルを展開

です。

今日はこの中の①をもう少し深堀りして、ボクたちの今後の行動に活かしたいと思います。

■「絵本を無料公開する」という儲けのしくみ

ボク自身「こんな着眼点が欲しい!」と心の底から思いました。

「儲けのしくみ」という本を衝動買いしてしまったのは、これが理由かも知れません。

キンコン西野さんはタレント活動されている時に「笑っていいとも」にレギュラー出演されていました。

そして、司会者であるタモリさんと仲が良かったようです。

そのタモリさんから「絵を描け」と勧められたことがきっかけになって、絵本作家になったと話されていました。

これ自体スゴイことだし、絵本作家として尖った存在になるためにやられていたことも面白いので別の機会に紹介したいと思います。

ただ、突然に絵本作家になったもんだから、

絵を描くことはもちろん、

作った作品をどうやったら買ってもらえるか?というマーケティングもすごく工夫されたそうです。

今回挙げた「絵本の無料公開」もそのマーケティングの一貫です。

ボクの理解で書くので細かいところは間違ってるかも?


◆◆◆

ボクが1番「スゲーな」と思ったことは、

「今売れている絵本はどんな絵本なのか?」

という調査の結果に対する「分析の面白さ」とその「分析への対応」です。


調査で分かったのは

「むかし売れていた絵本が今もよく売れている」

という事実。


この現象って、身に覚えがあります。

自分の子供には、自分がむかし読んでもらっていまも記憶に残っている絵本を買い与えていました

例えば「はらぺこあおむし」とか「スイミー」とか


この事実にはみんな気づいていると思います。

でも、なんでそんな行動を取るのか?まで考えたことはあるでしょうか?

キンコン西野さんはそこに目をつけて分析していました。


その分析結果は

子供に絵本を買い与えるような立場の母親は忙しいし

金銭的な余裕は少ないから

新しい絵本よりも自分が好きだった本を買い与える

ということ。


これはわかりますよね?

「はらぺこあおむし」を読むような歳の子供を持つ母親は、子育てに追われてめちゃくちゃ忙しい。

それに、割合でいえば、お金の余裕が少ない若い夫婦が多い。


言い換えると、

お金の余裕が少ないから絵本選びで失敗したくない。
だけど、本屋でじっくりと試し読みする余裕もない。

ってこと。


これに気付いたキンコン西野さんはインスタで絵本を無料公開したのです。

「じっくりと読んで気に入ったら買ってね」というやり方。

もちろん、批判とか反対はあったそうです。

でも、この目の付け所、分析力、対応力ってすごくないですか?

◆◆◆

この「無料公開」だけが理由じゃないけど、西野さんの絵本て売れているし、映画化までつながった。

西野さんは「キャッシュポイントを考える」という言い方をしていますが、最初に「儲けの仕組み」を考えておくことは、ビジネスの成功の確率を上げるためには必要です。


■ボクたちなりの「儲けのしくみ」を考えよう

ボクたちの商品はエンタメコンテンツとは違うので、西野さんのアイデアをそのままパクることはできないけど、

彼のような考え方や発想方法で、

既存の儲け方をぶっ壊して、

勝っていきたい

って思っています。


だから、常識はずれで良いので、新しい「儲け方のアイデア」を話してくれた人を高く評価したいと考えています。


どんなに突拍子もない変なアイデアでもバカにしたり否定したりしません!

それは約束します。

そうじゃないと、心理的安全性が約束されていないと、面白いアイデアなんて口にしたくないですもんね!


今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
良い1日をお過ごしください。


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「読まれる文章」になるための今日のひと工夫
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◆取り入れた工夫

タイトルに「知らないと損をする」と入れてみました。

◆取り入れる狙い

これはPASONAの法則のPの部分で使える言葉です。

「これから提供する情報は、有益だったりお得だったりするが、知っている人は知っていて、知らない人は知らない」という含みを感じさせる言葉で、

「今やらなければならない」理由を与える言葉として紹介されていました。

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