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平成30年大阪府北部地震(1)

2018(平成30)年6月18日7:58を忘れない。


はじめに

2018年の大阪府北部地震から6年。この震災で亡くなられた方の7回忌にあたります。心より哀悼の意を表します。
この年の近畿地方は梅雨もすでに入ってて、蝉の声も聞こえ、13日には火球が見え、さらにはロシアでのFIFAワールドカップも迫っておりました。

発生の瞬間の私

そして迎えたこの日。この日は私にとっては就職活動(本命)の採用一次試験の日でした。朝の食事を済ませ、身なり整え、天気予報をテレビで見て、外では町内会の皆さんが体操している日常の中、7:58頃にかつて経験したことのないような激しい揺れと警報音が響く―!!

揺れが収まってからNHK総合テレビの震度速報を確認し、外にいた大家さんやご近所さんにも伝える。外へ向かうも1980年代にできたこの建物にはヒビが走っていたのでした。

概要

大阪府北部の地震(日本放送協会より)

京阪地域を震源とするものとしては慶長伏見地震以来の規模。私的には平成伏見地震とも呼称しています。

発生直後の私

このとき、すでに鉄道は止まっていました。採用試験会場は市内でしたが、災害時でも対応する力が求められるところでありました。電話連絡もままならない恐れもあり、たまたま流れていたタクシーに乗ることができました。
タクシーの運転手さんは高架下にいたときだったので怖かった、まだ家族に連絡してないので、精算後に連絡取ってみますと仰せになられました。

就活の行方

会場では通常通り採用試験が行われ、震災による遅刻等の連絡のあった方には個別対応がなされました。人事の方も不安だったと思います。

本願寺へお参り

採用試験のあと、被害を心配しつつ、大学と本願寺へ歩いて参拝。一見倒壊はないようでした。ところが、後日見てみると瓦や塀などに被害があり、お隣の興正寺では御影堂の梁などに大きな被害がありました。

鉄道の再開へ

昼過ぎから夕方にかけて八条のJR京都駅は交通機関の麻痺で人は少なめなものの大混乱。京阪電車は早くも運転再開しているとのことで七条大橋を渡り地下にある七条駅へ向かいました。
京阪電車も比較的空いてて特急以外が時間不明での案内でした。初めて見る光景でした。

いつもよりゆっくり走る電車、旅行者で年々賑わう伏見稲荷も人はまばら、深草駅(深草龍谷大前)ではエレベーターが故障する事態にもなっていました。この日関西各地でエレベーターの停止で多くの方が閉じ込められていたようです。

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