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どこの国で働こうか。まずは調べてみるか。

コロナウィルスの影響によりインドへの渡航ができなくなった。
東南アジアを中心に働く国選びから考え直しをする。

それぞれの国について調べないと、でもその前にざっくりと「東南アジア」「ASEAN」について調べてみることにした。
東南アジアやASEANと聞くとイメージとしては「暑いよね」「安く旅行に行けて物価も安いよね」なんてざっくりとした認識の方も多いはず。今後グローバル社会の波に取り残されないように、その成り立ちや現在の姿について超ざっくり復習していく。詳細は割愛する。(「池上彰の世界の味方 東南アジア ASEANの国々」参考)

今でこそ東南アジアと耳にする機会は多くあるが、東南アジアという概念ができたのは、第二次世界大戦がきっかけらしい。しかも、この概念が出来上がる過程に我らが日本が深く関与している。


まずは東南アジアという言葉について、

■東南アジア
・計11か国(ベトナム・ラオス・カンボジア・タイ・ミャンマー・フィリピン・インドネシア・ブルネイ・シンガポール・マレーシア・東ティモール)

■「東南アジア」という言葉は第二次世界大戦の時から使われ始める
・第二次世界大戦時、日本が軍国主義の基、東南アジアの侵略を開始しました。それに対抗する英米を中心とする連合軍により「東南アジア」という言葉が公式に使われ始めた。奇しくも日本の東南アジア侵略を機に生まれた言葉なのである。
日本人の中で、太平洋戦争時に東南アジア諸国に対してどのような行為をしてきたか、あまり知らないが、各東南アジア諸国の中では日本の残虐行為がしっかりと歴史に刻まれていることを認識するべきであろう。


次にASEANについて、

■ASEAN(東南アジア諸国連合)
・東南アジアの国々が集まって1つの国のような経済圏を作ろうという組織
・計10か国(上記11か国から東ティモールを抜いた国)
要は東南アジア諸国で力を合わせて、発展していこう。という組織なのである。
では果たして、このASEANは効果的に機能しているのか。

答えはノーである。

理由としては、東南アジアではそれぞれが共通する何かを持っていないからである。
宗教や政治体制をとっても点でバラバラ、仏教の国もあれば、イスラム教の国もある、選挙でリーダーを決める国もあれば、独裁政権の国もある。数々の植民地支配の影響により言語もバラバラ。EUにとってのキリスト教のように共通のものを持っている組織とは違い、一筋縄ではいかないのが東南アジアの特徴



では東南アジアは経済的に魅力的な国では無いのか。

その答えもノーである。

■今後の東南アジア諸国の道のりについて

日本と中国をモデルとして考えてみる。

戦後日本は石炭と繊維産業で栄えた。人件費の安かった日本は、繊維産業において世界の工場になっていた。その後日本の人件費が高騰したことにより、工場としての役割は中国等の近隣諸国に移っていった。日本人としてはユニクロが有名な例だろう。
そして日本の流れと同じように中国の人件費が上がり、製造拠点はさらに貧しいベトナム等に移っていた。

ここでポイントは製造拠点が他国に移ってしまった後中国はどうなったのかという点である。

これが面白い。なんと各国のブランド品の工場を担っていく中で、中国自身に高度な品質管理、生産のノウハウが確立されたのである。初めは既存ブランドの偽物を製造したりということもあったが、今では自国のブランドを世界中に流通させている。

現在ではメイドインチャイナの製品は、アメリカを初め世界中で目にすることができる。


結論として、現在工場としての役割を担っている東南アジア諸国も、中国と同じような流れに辿り、将来、経済的に発展を遂げることが予想できる。


とりあえず今回調べた中では、中国等でもあったように「先進国との経済格差を生かしたビジネス」はまああるだろうという期待。そしてASEANがより一体感を持った時どのような力を発揮するのだろうかという興味。この2点は感じた。

次はそれぞれの国ごとに調べていこう。


てかもう止まっているのしんどいので、海外を拠点にしてるスタートアップの方、僕を雇ってください。涙


では。


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