過去の努力に縛られない。

自分が努力したことは、ついつい過大評価してしまいがちだから注意が必要。
誰しもが自分の子供がかわいいように、自分が努力したことはかわいいし、大切にしたい。自分の思い入れがたくさんつまっている。だから、ついつい過大評価してしまう。

だからこそ、時間や労力を費やした時ほど、注意が必要。努力して得たもの自体が陳腐化してしまっていても、過去に費やした時間や労力が愛おしくて手放せなくなってしまうから。こうなると、過去に縛られてしまう。

経営学の世界で言えば、「埋没費用(サンクコスト)」という考え方がある。意思決定する際に、過去に要した費用は考慮せず、将来の期待収益のみで判断するという考え方。過去にどれだけ投資したかに縛られると、将来の成長機会を失ったり、赤字事業をだらだらと続けてしまい、赤字を垂れ流してしまうことになる。

人生経営においても、過去の努力に縛られないこと。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?