人は結果に対する理由が欲しい。

人は皆、結果に対する理由が欲しい。
うまくいったときは、うまくいった理由が。
うまくいかなかったときは、うまくいかなかった理由が。

私たちは、結果に対してついつい理由を探してしまう。
しかも、分かりやすい理由を探してしまう。

しかし、ある結果の理由(原因)なんて、無数にある。
それに、その原因をさらに遡っていくと・・・。
「風が吹けが桶屋が儲かる」じゃないけど、
まったく関係ないと思われることが、実はある出来事に影響していた、
なんてことはたくさんある。

でも、私たちは、そこまでずっと前の遠い原因を突き詰めようとはしない。
私たちの脳は、できるだけ楽をしようとする。
疑問を残すと気持ち悪いから、「もっともらしい原因」を知りたいと思う。
深く考える余裕はないけど、一応自分なりの答えは持っておきたい。

そういう傾向があると知っておくことで、
安易な理由に飛びついて失敗することを減らせるかもしれない。

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