言語化が苦手だと感じている人がやるべきこと
言語化が苦手と感じている人はかなり多いんじゃないでしょうか。
ただ、オンラインコミュニケーション中心の今の時代、何をするにしても言語を通してコミュニケーションは必須で、言語化は避けて通れません。
本記事は言語化が苦手と感じるいくつかの壁と、その壁を乗り越えて自分の伝えたいことを言語化する考え方に触れていきます。
結論:自分の性質にあった言語化の流れを見つけよう
具体的な手法を説明する前に前提をお伝えします。大前提、人それぞれ得意な言語化のプロセスには違いがあります。
人と喋っている時だったらすらすらと言語化ができる人、一人で篭りっきりになっている時に言葉が出てくる人、誰かに質問されて初めて適切な言語が出てくる人、ブログなどを書き始めたら出てくる人などなど、人それぞれ得意な方法や流れが違います。
僕が思うに、言語化が苦手な人の中で言語そのものが苦手という方はほぼおらず、自分にとっての言語化の方法が確立されていないパターンがほとんどです。
そもそもネタが思いつかない
言語化が苦手ってことで話を伺ってると、言語化自体はそもそも苦手ではなく、SNSやブログなどに書くネタが思い浮かばないことを言語化が苦手と表現する人がいます。この場合は言語化が苦手なのではなく、情報収集不足、ネタを思いつくのが苦手ってことになります。頑張って文章にする前に、まずはネタをたくさん洗い出す、ネタを考える、ネタを他人も教えてもらうことが解決策になります。
相手に質問されればすらすら出てくる
自分からは特に思い浮かばないけど、人に質問されると言いたいことがどんどん溢れ出てくることってありますよね。このように能動的に言語化しようとすると、うまく言葉にできないけど、質問へのリアクションであればいい言葉が出てくる方もかなり多いです。
こういった傾向がある方は、自分一人で言語化しようとせず、周りの人に悩み事を聞いたり、会話を重ねる中で自分が言いたいことが自然と言語化できます。言ったあとは忘れてしまうことも多いと思うので、録音やメモを取ることで、その後も使えるネタとしてストックしていくことがおすすめです。
相手の反応をうかがいすぎている
本来、言葉にするのは得意なのに、相手のことを気遣いすぎたりSNSなどで拡散した時の反応が怖くて、本来言いたいことを表現できていない方はこちらのタイプです。言語化の問題というよりは、メンタル的な課題、悲観的思想によるものなので、メンタル部分の改善に取り組んだ方が効果的です。
自分の世界に没頭すれば言葉が出てくる
このタイプの方は、自分の世界に潜る、自分の世界に没頭する感覚があれば、素晴らしい言語をつむぐことができますが、日々いろんな人の影響を受ける日常生活の中だと、いい言葉が出てこないってことがあります。解決策は、時間をとる、集中できる場所にいくことと、とてもシンプルに解決できます。時間の確保が鍵になってきます。
過去・現在・未来、自分の得意な時間軸を把握する
・過去のことなら簡単に言語化できるけど、未来のことは難しい
・未来のイメージを言語化するのは得意だけど、過去の描写はできない
といったように、人によって得意な時間軸があります。僕の場合はどちらかというと未来のことを考えるのが得意なんですが、現在、過去を言語化しようとすると、どもることが多いです。どこの時間軸が得意かを把握し、自分が得意な時間軸で言語を連ねていくのがおすすめです。
言語化が苦手だと思い込んでしまっている
「私、言語化苦手なんです」と言っている人の中には、客観的に見たり聞いたりしてると、素晴らしい言語化能力があるにもかかわらず、自分だけが言語化が苦手と思っている人もいます。こういうタイプの人は周囲の称賛や評価を受け取れていません。また、過去の何かしらの出来事が原因で苦手と思い込んでいたりもしますが、自分がそう思い込んでいるだけなので、気にしなくてOKです。
今回は6つのパターンを例に挙げてみました。
言語化が苦手という方のほとんどは、言語化への取り組み方やその前の準備が不足していることです。まずは、言語化が苦手と一括りにせず、自分の性質・性格に合った方法で言語化に取り組めているかを判断するところからがスタートです。(ちなみにここでも才能を活かした言語化方法はあります。)
自分にとって適した方法を選択できているのなら、今の流れを積み重ねることでより言語化力は高まります。
今の言語化の方法がしっくりきていないなら、いろんな方法を試して自分に合う方法をチェックして、まずは自分の中での流れを作っていくことが重要です。
言語化が苦手と感じてる方は、この記事を通して、自分が言語化を苦手とする理由を振り返って考えてみてください。
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