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弥生|March

コラム|ウグイス


春の訪れとともに「ホーホケキョ」の美しい鳴き声を響かせるウグイスは、古くから親しみ深い存在。実は秋から冬にかけては「チャッチャッ」という「笹鳴き」と呼ばれる鳴き方をしていて、 気温が上昇してくる早春頃から「ホーホケキョ」と鳴き始めるため、「春告鳥(はるつげどり)」と呼ばれています。 ウグイスの「初鳴き」は、桜の開花日と同様、気象庁が生物季節観測として全国的に観測を行っています。その美声は「オスがメスに振り向いてもらうため」ということのようです。

10年先を考える前立腺治療

「あれっ?おしっこが…」と、50歳頃より、自身の排尿に違和感・不快感を覚える方が増えてきます。これは、男性ホルモンの減少とともに前立腺が大きくなるためです。前立腺が大きくなると尿の通り道を圧迫し、尿の勢いを弱くします。この状態が前立腺肥大症です。
前立腺肥大症が悪くなると最終的にはどうなるのでしょう?
①   尿モレが進みオムツが必要になる
②   腎臓が悪くなり食事制限、血圧コントロールが必要になる

腎臓で作られた尿がオシッコの出口(外尿道口)から出るまでを一本のホースと考えると、その中央あたりの部分が、大きくなった前立腺に圧迫されてオシッコの通り道を狭くします。この状態が前立腺肥大症です。そうなるとオシッコを出すために強い圧力で押し出すことが必要になり、狭くなった部分の上流にある膀胱と腎臓に負担をかけることとなります。この状態が数年続くと膀胱や腎臓の機能を障害することとなります。まず、前立腺のすぐ上流にある膀胱が壊れ、排尿のコントロールが効かず①尿がモレ起こります。続いてその更に上流にある腎臓が壊れ身体に不要なものの排出が上手くできず②食事制限、血圧コントロールが必要になります。尿の通り道が狭くなるだけでこのような不可逆的な不都合が起きてきます。
⑴   排尿の間隔が2時間持たないため、映画やバス旅行などに安心していけない
⑵   強い尿意で我慢することが困難なため、外出時は常にトイレのある場所を探している。
⑶   水に触れたりトイレに近づくと尿が少しモレる。

以上のようなことがすでに起きていたら、急ぎご相談ください。問題は前立腺を超えています。

 健康オタク|空腹感を感じていますか?

空腹感は人間が生きていくために必要な『身体からの信号』で、その欲求を満たす事はとても大切です。しかし、年齢や生活習慣、活動量の変化に応じて必要な摂取熱量や栄養素のバランスを変えていく必要があります。「お腹は減っていないけど出されたから食べる」「いつも満腹になるまで食べる」こんな生活していませんか? 
【満腹と空腹】食事で体内にエネルギーが補給されると血糖値が上昇し、満腹中枢に伝えられます。しかしこれらの体内変化には食事を始めてから20分ほどかかるため、早食いは食べ過ぎにつながります。
一方、さまざまな活動により体内のエネルギーが消費されると血糖値が低下し、体内に蓄えていた脂肪を分解してエネルギーを作り出そうとします。この時できる遊離脂肪酸が血液中に増えてくると、この情報が摂食中枢に伝えられ空腹感を感じるのです。適切に空腹時間を設けることは余分な脂肪減少につながります 。また空腹は、成長ホルモンの分泌や認知機能など脳活性にも重要とされています。
【量より質にシフトチェンジしよう】タンパク質、脂質、糖質、ビタミン、ミネラル(五大栄養素)をバランスよく摂ることが大事。満腹になるだけの食事はNG!
◆簡単色分け栄養素を目安にした食事
赤(肉・魚)…身体の基盤をつくる。毎日必ず食べる。
白(乳製品)…カルシウムの摂取。牛乳やチーズなどを献立にプラス。
緑(野菜)…身体の調子を整える。赤グループとセットで。
黄(穀類・脂肪)身体を動かすエネルギー。摂取量を調整すること。黄グループ摂りすぎの傾向があるため要注意。 
 【空腹は最高のスパイス】空腹によって次の食事が楽しみになったり、 より美味しく感じられます。日々の食事を再認識してみてはいかがでしょう。

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