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2022年に見た映画のまとめ10本
10選ってヤツね。
他人に薦めたい映画
・『マイ・ブロークン・マリコ』(2022)
近いうちに配信されるけれど、これだけは原作で済ませるとかしないでしっかり1時間半分映画を観てほしいって思えるぐらい、実写映像にするために力を注がれてるのを感じる。内心トップガンを優に超える今年イチの映画だと思ってる。
・『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』(2022)
邦画はこれが1番無難に面白かったと思う。
誰かと見に行くのも、一人で見に行くのもおすすめできるのはそうないしそれなりに集中して見れる映画館で見た時の方が、面白さやメッセージに対する受信感度は良くなるので気になったら見に行ってほしい。
・『恋人はアンバー』(2020)
みんな大好きな多様性云々の話だけれど、純粋に恋愛が関わる映画だとこれが1番かなって思う。
・『そばかす』(2022)
純粋に話の面白さというより、自分がどの人物に投影しやすいかっていうのがあると明確に面白さが強くなるタイプ。
程度はそれぞれだけど登場人物全員が考えていて、そのうえで選んだ選択肢に対するアクションや心情の見せ方なんかもすごく生々しい感じの映し方をしているのがすごく好き。
ラストシーンなんかは特に好き。何気ないところでちゃんと振りがあるのもいいんだよね。
・『ソウルフル・ワールド』(2020)
直近のピクサーで1番。次点であの夏のルカ。
ジャズが好きだからっていうか点もあるけれど、内包されてるテーマがあまりにも今の年齢や時代に対して刺さる話なのが悪いわ。
個人的な好みに刺さった映画
・『マッドゴッド』(2022)
伝えたいことは?とか気取った感想持つ人全員をビンタするパワーがある。これぐらいやりたいものを突き抜けさせてる作品が掘り起こされて公開されるのも納得するぐらい引き込まれた。
・『セッション』(2014)
『ラ・ラ・ランド』を見た後に見たけれど、どっちもかなり好きだけどしいて言えば『セッション』だなってぐらい好き。
特に中盤にあるニーマンがステージに立つために文字通り這ってでも演奏しに行くシーンはこの映画の全てを表すシーンだし、この映画を好きだなって思い始めるきっかけの瞬間なのでその部分だけ切り取って1日1回は見たいぐらい好き。
・『パリ13区』(2021)
うまく言えないんだけれど、心に残るものが一番あったのがこれ。
『カモン カモン』もそうだけれど、モノクロ映画の扱う内容と雰囲気を十分味わって嚙み砕くのは映画館じゃないと難しいなと思った。
一周回って笑えた映画
・『ザ・メニュー』(2022)
”考察”されてる方や啓蒙されてる方がいるけど、その手の人が作中でしこたま馬鹿にされてるし持ち上げる側もブーメランを投げてる気がしなくもない。
・『大怪獣のあとしまつ』(2022)
〇〇さんコメント出してるし行くわ!!て意気込んで突入する前に悪評が広まったおかげで逆張りが何重にも発動したけれど、年末のこのタイミングで今年最後に見る映画に相応しいなと思えたのでいい選択だったって思える。かも。
これは見た人同士で何をどうしたいかを話すだけでも2時間は余裕で潰せるぐらいオタクにとっていい映画だと思う。
NWHやトップガンがアツい年だけれど、前者は思い出補正(と去年に見れてる)から除外、後者はもっといい奴はあるっていう理由で除外、としっかり逆張りしているけれどそれでもこの10本が思い出深いなと思う。
来年も仕事に余裕持って映画見る時間作りたいな。
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