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言語運用能力についてのメモ

私は文章コンテンツをつくるという仕事柄、言語運用能力に関して並の人以上に関心を抱き続けてきた。

言語運用能力とは端的に言えば、言葉という道具を使って、自らの意思を固め、さらには外部に対して適切に表現する能力を指す。この能力の探求は、私自身の職業スキルを高めるだけでなく、私自身の人生をより良く変えることにもなった。また、伝達しうる言語運用ノウハウは、仕事やプライベートでお付き合いのあるビジネスパーソンの方々にも貢献するようにもなった。

このnote記事は、メモがてら、文化庁がWebサイトに公開している記述を引用し残しておく。言語運用能力に関する定義づけや、日本語が母国語ではない外国人の視点から見た日本語の運用方法から、ヒントが得られそうであるからだ。

■言語運用能力とは何か

なお,ここでの検討対象である言語運用能力とは音声言語・文字言語を問わず,相手や目的・場面に応じて自らの意思を言語によって適切に表現・伝達し,かつ言語を通して相手の意思を的確に理解し得る能力のことであり,端的には,聞くこと,話すこと,読むこと,書くことのすべてにわたって総合的に運用する能力として位置付けられる。

出所:文化庁 | 国語施策・日本語教育 | 国語施策情報 | 第20期国語審議会 | 新しい時代に応じた国語施策について(審議経過報告) | Ⅲ 国際社会への対応に関すること (bunka.go.jp)

■言語運用能力を高めるために必要な基本姿勢について

①  外国語能力は一般にその人の母語能力と密接にかかわっているという事実を踏まえて,日本語能力そのものを高めること。
②  特に,その人の外国語能力を支えている日本語の言語運用能力が,日本的な言語習慣の上に成り立っていることを認識した上で,論理的思考力・表現力を養成すること
③  日本語の特質や文化的な背景に留意しながら,日本語についての知識や意識を高めること
④  日本語以外の言語の背後にある,言語習慣や思考方法を把握・理解するように努めること
⑤  同一の文化的背景を持つ人が,すべて同一の反応をするというような画一的な考え方ではなく柔軟な姿勢を持つようにすること。

出所:同上。なお強調は筆者によるもの

④において「日本語以外の言語の背後にある」……とある。これは音声言語・文字言語によるコミュニケーション対象(相手)が、同じ日本人・日本語を扱う人物であったとしても押さえるべき重要事項と思われる。

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