人の数だけ職業がある論
自分の子供や友達の子供と接していると将来の夢を語っていることがあります。
「消防士になりたい!」
「看護婦さんになりたい」
「警察官になってスーパーヒーローみたいにどろぼうをやっつけたい」←これはうちの上の子
でも大人になるとわかってしまう。
それらの職業はただ子供が憧れているだけの内情ではありません。(実際に現場で働いている人達には感謝しかない。それらの職業が無ければ生活が成り立ちません)
ただ子供の気持ちを置き換えると
「火事から困っている人を助けたい」
「病気の人を助けたい」
「悪いやつをやっつけて困っているひとを助けたい」
その思いの核は純粋に「人を助けたい」という気持ちの表れなのだと思います。
それに対して今の社会の数少ない職業名は決まってしまっている。
規定の中で縛られるのに無意識でも反発し、
人の生き方として今の社会での働き方は違う、本当に力を発揮できるもう一段大きい枠で動きたい
と思う人が増え、
今までの仕事を辞めて何をしたらいいんだろう?という人や
自営を始める人、農業(来たるべき時代に備えて自分のものは自分で作る)と兼業で何かを始める人も増えています。
今までのルールから抜け出たいということはエネルギーとして成長の表れ
エネルギー(私達も物質エネルギーの粒子の集合体です)の性質上環境(ある程度枠内)で様々なエネルギーが自由に規律を持って動き回り何かを創り出していきますが、
その枠がはまらなくなってくると壊して新しい枠を作ろうとする。
枠がなければいいと思われるかもしれませんが、枠がなければエネルギーが胡散霧散してしまい自由どころかどこかへ飛んで行ってしまう。
物質エネルギーで出来ている私達がある程度の規律、ルール、常識を求めるのはこのためだと思います。
本来人は人の数だけ職業があり、それは人によってエネルギーの性質が違うためです。
そのため手から表れて創られる創造の産物(=それが職業)も違うものになります。
今はわかりやすく職業名があるけど、本来は名前がつかないレベルで色んなものをそれぞれが産み出して仕事に出来る力があります。
体の経路を通ってエネルギーは発揮されるので私のエネルギーワークではその人の持っているエネルギーを発揮されることをしていきたい。
その手助けをしたい。
まずはそれに気づいている人達が身近な地域から廻すことだと思っています。
そして今はネットもあるから遠くの人とも繋がれる。(海外の人とも!)
そして大量生産で遠くの知らない人に物を作るより、身近な人、知人、家族に作る物は見えない部分の作る過程から愛情の込め方が全然違う。
地域で廻して地方がそれぞれ強くなり、そこで地域同士が点と点を線でつなぐように繋がっていけば新しい仕組みができるのではないかと思います。
私は一点に力が集中するのはバランス上ゆがみが出てしまうと思っているので、東京に日本の首都として力が集まることはあまりよくないと思っています。
でも今までは大きな会社で秀でた人が社長になり、全体を率いる必要があった。
国としても首都として全体を引き上げる時代が必要だった、エネルギー全体としての過程だったのだと思います。
でも今それが必要でなくなってきている。
そして私は全体のエネルギーバランスを取るための作用の中で、働かない働きアリが必要と思っています。
働きアリの中から2割の働かないアリを取り出すと、今までの働いていたアリからまた2割の働かないアリが出だすそうです。
全員が動きたい集団エネルギーが無理があるんでしょうね。(会社としてもトップエースだけ集めた集団は上手くいかない)
また私自身も動かない存在のエネルギー(またいつか何かで書きたいですが、私の弟もそうですね)に癒されることはあると思っています。
動きたくない人はその人から発する揺るぎない存在してるだけのエネルギーも必要なんです。
(じゃ全員が動かない社会になったらどうするんだ?と思う人もいるかもしれませんが、私達が物質エネルギーの粒子で構成されて動いている以上、全体で留まるエネルギー、動くエネルギーがあり全員が同じ動きをすることはありえないんです)
動かない人も社会弱者や差別的に見るのではなく、必要なエネルギー存在として見れなければ社会としても終わってしまいます。
目で見て動いて成功を成しているものが素晴らしいと思うなら社会成熟度として、まだまだ
物質の存在エネルギーが全体としてどう動いていると感じ取れる個々でなければ、これからの社会の成熟過程としてはありえない。
そう思える人と繋がって、一緒に全体を創っていきたいという気持ちです。
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