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母が作った子供の入学式用スーツ

上の子が4月から小学生に上がるので、母(実母)が入学式用にスーツを作ってくれました。

母は中学生の時に「私は洋裁の道でやっていく」と将来を決め、そこから半世紀(50年)以上洋裁の技術を磨いてきました。 

対して私は母が裁縫ができる分、洋裁は家庭科で習った程度しかできないのですが(洋裁をやっている人からすると教えてもらえる先生が近くにいるのにもったいない、と言われる)素人目でも母が技術面で極まってきているな…と感じます。

家にあった貰い物や有り合わせの生地
で作ったそう(背景は母の仕事部屋)
赤いステッチをポイントに
ネクタイは貰い物の着物から
作ったそうです
(写り込んでいる手は私でなく母です)

なぜ突然ブログに入学式用のスーツを載せたかというと、とても良くできているので色んな人の目に触れさせたい、という思いと、母も古民家でお店ができた際に何かしら一緒にやっていこうと思っているからです。

現在母はまだ現役ですが、少しずつでも技術を若手に継承したり自分の世界観をより繰り広げるデザインを起こしたいという気持ちがあり、お店ができれば月の中で何回か技術を伝える場を設けたいと考えています。

まずは古民家に使えそうな着物があったのでそこからだんなと私のエプロンユニフォームを作ってもらい、着物エプロンとして何着か販売できたらいいなと思っているところです。

カフェスペースの一間は建具で仕切ってアートギャラリースペース(アーティスト作品や作家さんの展示・交流の場)にしたいと思っているので、そこで伝統的なお直し技術を伝えたり、古着から新しいデザインを起こすこともおもしろそうです。

古民家のイメージに合う形で
「衣」「食」「住」
の「衣」を伝えられたらおもしろいなと思っています。
また形になってきたらお伝えしたいと思います。

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