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国際結婚 欧州 ”入院体験記ー⑩

さてさて、、 フランクが帰ったあとの病室は、、 何もすることもなく、、
お尻はべとべとするし、 腹は減るし、、 何度も何度も注射をされまくった手は痛むし、 足は重く感じるし、、、 で、、 体は、 マックス疲れているのに、眠れない、、、、

二人用の病室に、たった一人、、 ナースコールを呼んでもこないし、喉が乾いても、お水のボトル一本病室にはなかった、、、

そんな中、いつの間にかに、疲労と病気のために いつの間にかに、寝てしまって、、、 夜中に目が覚めました、、、

お尻が、、、 またもやベットにくっついている、、、
そう、、、、 変えたはずのパンツにも、 あのでっかい注射を刺したところから、、 少しずつ血が漏れて、、、 寝てる間に、パンツと、シーツとを 自分の血で固めてしまったらしい、、、、

(普通じゃないよな、、 注射したところから 血が出るなんて、、、)
そう思いながらも、 気持ちが悪いので、ナースコールを押してみた、、、

もちろん誰も来ない、、、ナースコールを押してみても、誰も来ないのに、、、

病院の廊下の方から、 ナースらしき人たちの、話し声と、それに伴ってゲラゲラ笑う声が聞こえた、、、 

「もう、、、全て忘れて寝てしまおう。。。」そう思ったが

その時に尿意が、、、、

そういえばここ、 二人部屋だけど、おトイレがついていたな、、、
尿瓶は嫌だったから、、 むくっと起き上がって、 手につながっている点滴と それがぶら下がっている棒を、 コロコロ押しながらトイレの前まで行くと!!!!

なんとそこには、、、 病室とトイレの間に 3段もある小さな階段がついていた!!!

そう、、 病室よりも トイレが三段高い位置にある!だからこそなのか、、 私の寝ているベットからは、 トイレの便器がよく見えました。

具合が悪い時に、 足が笑ってしまっている時の その三段!! 階段三段が 手すりもないから結構辛い。。。。。

トイレが遠く感じる、、、、

真夜中なので、 室内の電気すらどこにあるか分からず、、 真っ暗闇に目が慣れるまで、、 なんとかまって、、そのトイレの前にある階段を、 点滴の袋がくっついている棒を持って、、 一段一段上がっていきました!! すると、、、、
最終の段に到達した時に!!気がついたことがあったんです!!!

トイレの入り口のドアが 低い!!!! 低すぎる!!!

何が問題かって、、、 自分の点滴の袋がツル下がっている あの、、 なんていうんでしょう 車輪のついた 棒? ひっかけるフックのやつが、、

トイレの入り口が低すぎて、、 トイレに入らない、、、

そして 逆に、、 点滴を吊るしている棒は、、 背が高すぎて、 私が背伸びをしても、 点滴を取ることができない、、、、

ありえない、、、、

トイレを目前に あっけにとれれていました。

がーーーーーー 尿意はまってくれません。。

どうしたと思います? 私、、、、 そう点滴の棒を倒し、如意棒のように横に持ち、、異様にトイレの入り口が低いくせに、 奥に細長いトイレに入っていき 途中で、点滴のツル下がっている棒を 床に置き、、、 点滴の管がめいいっぱい行くところまで点滴なしで歩き、、、トイレを済ませました。

もう、、 なんていうか、、、悲しいっていうか、、 漏らさなかったダケマシでした。

そして一難さってまた一難、、、、トイレに紙がないのと、、

水が流れない、、、、

もーねー ため息しか出ませんでした。 

もう 諦めモードで、 紙なしでおしっこ済ませて、 流さないで、ベットに戻りましたよ、、、 エーエーえー 文句を言う気力もなかった。汚いって? そんなのね、、 この状況になったら、 誰だってどうでも良くなるんです。

やっとのことで、 おしっこを終えて、ベットに倒れ込み、、 朝まで寝ました。

そう、、 シーツにべっとり血がついてるベットで、、、

どっかのデブが寝たせいで、 人型に、ベットが窪んでる、、 そんなベットで、、、 私は一夜を明かしたんです、、、、

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