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文化の狭間で、、

日本で 息子を連れて公園に遊びに行きました。

その時、息子はお砂場道具をたくさん持って行きました。

バケツやシャベル、ジョウロや型抜きショベルカーの車やミニカーなど、、

すると日本の子は「かーしーてー」と言って

息子は「うん」 と頷き一緒に楽しくお砂場遊びをしました。

その子のお母さんも「すみません お借りします」と私に言って親同士も 仲良く話をしながら数時間がたちました。

仲良く二人は遊んだ後に、 その子が帰る時、たべっこ動物の小袋お菓子を「貸してくれてありがとう」と言って、息子にくれたんです。

私たちは、母、 子 共に ボーーーーーゼン。

な、、、、、 なんていい国なんだ日本は!!!

ちゃんと、人のものを借りるときに「貸して!」と言える!!

仲良く遊べる!親もちゃんと見てる!親同士も挨拶する

「ありがとう」と お礼を言って借りたものをしっかり返す。

お菓子までくれた!!!

感動!!!!!! これって当たり前じゃないんです。

全部のスイス人とは言いません。いい人もいますし、優しい人もいますが、

ここで日本人が普通と思っていることが普通じゃにことがいっぱいあります。

まず、公園で子供同士、「貸して!」っていう言葉などなく、そこらへんにあるオモチャを勝手に使って遊び始めます。それが誰が持って来たとか関係ありません。親も見ていても自分の子供が、自分が持って来たオモチャ以外のもので遊んでいても、なーーんも言いません。

親もどこの子と遊んでいても、その子の親がどこに座っている誰なのかわかりません。親も見ていないことが多いので、子供が、オモチャをどこから持って来たかわからず、その子が元あった場所に返さなくても、その場に置いていくだけのこともあります。広い公園だと、最後に探し回らないといけないこともあります。お礼の言葉なんてありません。お菓子なんてくれません。 ひどい時は、貸してあげたオモチャが壊されて帰って来ても、

「壊れちゃったわ、、残念ね」と言われるだけで、弁償も謝罪の言葉もありません

そこで、地元のお母さんに 相談したら、 貸したくないときは

「それ僕のだから使わないで!」と子供に言わせるようにするんだそうです。

そこで、頭をひねる私。

文化の違いが、息子への教え方を迷わせます。

日本で私は、息子が公園で遊んでいるとき、誰かが来て「かーしーてー」と言って来たら、「貸してあげなさい、、仲良く遊びなさい」と即して来ましたが、 こちらでは、「貸したくないなら 貸したくないと断りなさい!壊されるかもしれないし、無くされるかもよ」と言わねばなりません。

小さい息子は、頭の中が混乱していたそうです。

郷に入れば郷に従え、、、小さい息子には他にも公園での日本とスイスでの対応の違いに、、、困惑することが多々あるんです。

ハーフも、、結構苦労するよね、、、 息子よ、、

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