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2021年9月の記事一覧

伊坂幸太郎 作『フーガはユーガ』、読了。
数ヶ月前に一度、数ページ読んで手が止まっていたけれど、再び読み始めたらおもしろすぎて読む手が止まらず2〜3日で読んでしまった。数年前から目をつけていた本だったのでやっと読めてすっきり。ラストは勢いで読んでしまったため、じっくり考察したい。

中島亮太郎 著『ビジネスデザインのための行動経済学ノート』、読了。大学(心理学部)で習った知識がたくさん盛り込まれていて、個人的に復習になることもあった。図解であったり、本のレイアウトが決まっていることで読みやすく、どこまで読むかを決めやすいので、寝る前の読書に最適だった。

稲見昌彦ら著『自在化身体論』読了。読んでいてこんなにワクワクした本は物語以外では初かもしれない。SFや夢の世界の実現が目の前まできているのではないかと思える。わかりやすい説明と文献情報付でVRを志す者としても、これからの時代を生きる者としても本書で得られた知見がたくさんあった。

大田比路 著『政治的に無価値なキミたちへ』、読了。Kindle unlimitedでタダで読んだのが惜しくなるほど手元に置いておきたい1冊。政治的結集と終身旅行者という生き方の提案。理念こそが世界を変える最大の武器だという主張。これらのために示された数々の知識全て素晴らしかった。

ジョン・ネフィンジャーら著『人の心は一瞬でつかめる』、読了。近場の本屋はどこも売切で、Amazonで購入。科学的根拠(生物学や心理学の知見)が明確に書かれていてためになったし、思ってたより薄くて読みやすかった。だけど二元論的すぎて、理解はできるが肝心なところは抽象的という印象。

大好きな本たちは、私の一部。

大好きな本たちは、私の一部。

私は、講談社青い鳥文庫の本が大好きな子供だった。

私の読書好きの原点は、小学校低学年のときにクラスどころでなく流行っていた、『若おかみは小学生!』である。はじめて読んだのが小1だったか、小2だったか、あるいは小3だったか、今となっては記憶が定かではないが、"若おかみ"が原点なことに変わりはない。若おかみを学校の図書室で借りて読んで、読書のおもしろさを知ったのだ。

そこから、『黒魔女さんが通る!

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