今更ペルソナ3ポータブルをプレイした感想

このノートはタイトル通り、今更始めたペルソナ3ポータブルをプレイした感想ノートです。考察などは一切ございません。
ただテイルズに支配されているテイルズオタクが、初めてペルソナに触れた感想になっております。苦手な方はご注意ください。
Twitterにも感想を投稿しておりますが、大体が発狂ツイートであるため、改めてきちんと言葉にして感想を伝えたいと思います。
また、ストーリーの大まかなネタバレがございます。ご注意ください。

プレイした感想としては常に、

どうしてこんなことするんですか!!!!!!!!」状態であったことと

ストーリー展開にマジ泣きをし、最高だったという感想です。



◆きっかけ


大学時代、ペルソナ好きの友人にやるやる詐欺を行って数年、社会人になった時中古でペルソナ3ポータブルを見つけたのが始めたきっかけでした。
ペルソナの事前知識は全くなく、よく修羅場が起こること、主人公に福山潤がいることの2点のみ情報を持っていました。


◆大まかなストーリー


2009年4月。10年前に両親を事故で亡くし、親戚に育てられた主人公は、家庭の事情で小中高一貫校「私立月光館学園」の高等部に編入することとなった。しかし、学生寮に入寮して間もなく、彼は異形の怪物・シャドウに襲われ、秘められていたペルソナ能力を覚醒させてしまう。それがきっかけで、主人公は隠された世界の真実の一端を知らされることになる。
(wiki参照)

ー1日は24時間ではなく、深夜0時になると「影時間」という普通の人間には認識できない時間が存在するー

ざっくり言うとペルソナ3は主人公達『ペルソナ使い』(ペルソナとはいわゆるテイルズの精霊みたいな召喚する奴)が、影時間で『シャドウ』という敵と戦って行くお話。


◆主人公選択


ペルソナ3ポータブルをプレイしたことがある人はご存知だと思いますが、ペルソナ3ポータブルは男性主人公、女性主人公のどちらかを選択することとなります。
初めは女性主人公の方がやりやすいかな?という点で女性主人公を選びましたが、友人よりそちらは分史であり正史ではないと聞き、男性主人公でプレイしました。

この時点で、

(え?ペルソナって、分史世界と正史世界あんの?)

と頭が混乱してました。

そして主人公の名前決め。ここでまず驚いたのがデフォルト名がないこと。

基本デフォルト名でプレイしたい自分は、友人にデフォルト名を尋ねたところ、複数あるとの返答でさらに驚きました。

いろいろ友人にネタバレにならない程度で聞き、最終的に私のペルソナ3ポータブルの主人公くんは、結城埋くんとなりました。
またこの時、男性主人公がキタロー、女性主人公がハム子と呼ばれていることを知りました。


◆シナリオ序盤(仲間全員加入まで)


選択が重要な鍵となることがある。

ここで私の頭が想像したのは某選択が未来を紡ぐRPG

この時点で今後の展開に不安しかなかったです。

いろいろあって、ペルソナ使いに目覚めて特別課外活動部に参加することとなった主人公。
誰が仲間なのか、キャラクターの情報すら知識に入れていなかった自分は早い段階で順平が仲間になることに驚きました。(親友枠のモブかと思ってた)

その後ペルソナのシステムに翻弄される自分。
ペルソナは序盤から合成すべきなのか、しないで取っておくべきか。
そしてタルタロスは週に何回通えばいいのか。
平日、休日はどうやって進めた方が都合いいか。
試行錯誤をしながら理解していき、とりあえず平日は平日限定のコミュをあげる。休日は休日のコミュをあげる。タルタロスは絶好調時、または構造が不安定な時に登り、そんな行かなくていい、というのを理解しなんとかシステム面に慣れていきました。

システム面に慣れてきた頃には念願の真田先輩合流。真田先輩についてはTwitterで発狂しながら呟いてるので割愛。
そして風花ちゃんが仲間入りし、美鶴先輩メンバー入り。この風花ちゃんが仲間入りする前のストーリーで、風花ちゃんの不登校と行方不明を担任が揉み消すシナリオが正直とても腹が立ったのを覚えています。その後担任は美鶴先輩より鉄槌を下されることになるので安堵しましたが・・・・。
ここのタイミングで、まさかファルロスとのコミュがあると思いませんでした。コミュ名死神ってことを知って嫌な予感しかしなかった。

7月に入るとだいぶストーリーに不穏さが増してきました。満月の時に必ず大型シャドウが現れるとわかったこと、だけどそもそもシャドウや影時間が現れるのはなぜなのか。幾月よりそれを語られますが、正直最初から幾月を怪しんでいたので疑心暗鬼に思いました。そして重たーい空気の中、屋久島へバカンスへ。あんな空気感でバカンスもなかなかやばいなと思いますが。
アイギスがこのバカンスで仲間になるんですけど、幾月は最初からこうするためにバカンスに行くことを勧めてたのかなと・・・。こうしてみると、本当に彼の手のひらの上で転がされているんだなと実感しました。

そして8月。ゆかりの父親が10年前の事故を引き起こしたことを知らされ、ゆかりショック逆ギレ。順平は主人公に嫉妬を抱き始め、うまーくいなしていく主人公。
真田先輩と美鶴先輩が高校生の割に大人びており少し感覚がずれますが、彼らは高校生なんです。色々多感なお年頃です。うまーく高校生のそれを作ってるなと思いますが、そもそも7月の期末テスト前に真実知らされてるのもなかなかヤバくないですか?よく真実知らされてテスト受けれますね主人公達。
8月ではストレガとも対面します。この時点ではそこまで接触をしないため多くは語りませんが、一番最初にタカヤを見た時幾月の別側面かと思ってました。

この辺りから仲間ラッシュ。
ラピードの先輩である戦う犬コロ丸。
ショタ枠cv緒方さんの天田くん。
まさかの仲間加入、物理最強新垣先輩。

これで仲間が全員揃いました。ただし、不穏空気は継続であり、和気藹々というよりはギスギス感。どこかの生まれた意味を知るRPGのパーティーを思い出しますね。


◆シナリオ中盤(裏切りまで)


9月に入ると、まさかのストレガのサポート役チドリと順平の交流イベント。
だけどこうして敵側の1人と親密になるのはRPGにもよくある展開。むしろそのことで、彼らの事情を知ることができるのが面白い。
残念ながらチドリはあまり語る方ではなく、この時点では親密ではないので順平は利用されてしまいますが。

10月文化祭イベントキターーー!!!と思いきや、まさかの台風で中心展開。

そんなことがあっていいんですか!?

Twitterには書きませんでしたが、それこそ高校生活の醍醐味じゃないですか!
ゆかりのメイド姿や、風花ちゃんの店員さん姿!美鶴先輩と生徒会役員として回る文化祭!真田先輩と劇かなんかに出て真田先輩の王子スチルを回収とか!なぜないんですか!?(※本編にこのような展開は一切ございません)

でもね。アトラスはとんでもないイベントを置いてました。

そう


仲間の1人が離脱という名の死亡イベントです。



誰がそれをやれと言った。


ここまでくると情緒不安定になります。

天田くんと新垣先輩と真田先輩。
何かしら伏線があったつながり。いつか回収されるだろうとは思いましたが、まさかこんな時にと思いました。そしてその真実がエグいのもまた。
こうしてみるとペルソナ3の仲間達。順平以外重い過去背負すぎじゃないですか?
そりゃみんな誰も信じれなくなりますよ。

復讐はなんのためにもならない。
テイルズシリーズには復讐を誓った主人公のお話や、パーティーメンバーの1人が復讐をしようとしてることはありまし、RPGでは必ずそういう展開があると思いますが、どのお話もそれぞれ違うので面白いですね。

ここら辺のお話はTwitterにて色々ツイートしてるのでそこも割愛。

11月。仲間の死を目の前にし各々色々思う中でのテスト。もうやめてやれよテスト。
そして、天田くんと真田先輩は精神的な成長がありペルソナが上位ペルソナへとなります。Twitterでもこの真田先輩の上位ペルソナについてツイートしてますが、もし気になる方がいらっしゃれば真田先輩と新垣先輩のペルソナを調べていただきたいです。
簡単に言えば双子の片割れがいなくなります。

そしてこの11月も恐ろしいことが。
12すべてのシャドウを倒したかと思いきや、影時間はなくならず。
おかしいと思いタルタロスに行けば、校門前のモブが話していた展望台と呼ばれる場所でアイギスとともにいる幾月の姿。

はい。最初から怪しんでいたのが見事あたりました。

12のシャドウを倒せば影時間はなくなるなんて幾月の嘘。
むしろ彼は厨二病みたいな感じで、王が現れるやら王子になるやらちょっとその年齢でそれを語るのは痛いんじゃないかなみたいなことを話します。
主人公たちは捕らわれ、その王の生贄にされそうになりますが、グッドタイミングで操られていたアイギスが正気に戻り事なきを得ます。
と思いきや、追い詰められた幾月がターゲットにしたのは美鶴先輩の父親。
美鶴父も反撃しますが相打ちになってしまいます。

目の前で父親が殺されるとか、いくら高校生には思えないほどの美鶴先輩でも耐えれるはずがありません。

挙げ句の果てに信頼していた幾月にも裏切られ、一同は途方に暮れることになります。

そして不幸はこれだけではありません。

病院に入院していたはずのチドリが、タカヤ達に救出され病院を抜け出し、再度主人公たちに襲い掛かります。
しかし倒すことができず。そしてなんとタカヤが順平を撃ち殺します。

もう死亡ラッシュじゃねえか、と思いきや、
なんとチドリが順平を蘇生させます。ここでは省いていましたが、順平は敵であるにも関わらず、健気に病院にいってチドリのお見舞いに行っており、何かと交流を深めていました。だからこそ、そこで繋がった絆があるのか、チドリは自分の命を犠牲にし順平を助けます。
そしてここで順平のペルソナも上位ペルソナへ。チドリが最後に言った、私が守るという言葉。本当に順平を守るための力がこのペルソナに備わっています。

まだまだ11月は終わりません。なんとここで主人公たちのクラスに新しい転校生が。
その男は黒髪に青い目をしてマフラーをつけたcv石田彰の望月綾時という男。

初見の私
「ファルロス成長すんの!?!?!?」
でした。

みんなと普通に仲良くなる望月。だけどアイギスだけは違く、彼を敵対してました。だけど彼女にもその理由がわからない。
不穏な空気を流しながら(いつも常に)、なぜか2年生組と3年生が修学旅行に行きます。

いや、ほんと、なんで?

文化祭は中止したのに、修学旅行はいくの?まじで?

案の定美鶴先輩はそんな楽しめる様子はない。するとそれを見かねたゆかりが、美鶴先輩に歩み寄ります。今までとっつきにくいと思っていたゆかり。父親を亡くした。その感情がわかるからこそ、今の美鶴を放ってはいけないとかんじたのでしょう。
個人的にこの2人のここのイベントが本当に好きです。ゆかりはこの時点で上位ペルソナに変化してるため心の成長をしているのですが、美鶴先輩はまだなんですよね。
そこを見て考えるのも好きです。

さて修学旅行が終わるといよいよ物語終盤へとなります。


◆シナリオ後半(エンディングまで)


12月に入ると、アイギスがすべての記憶を取り戻します。
そして満月の日の影時間に、望月と対峙。

そこで彼らはとんでもない真実を暴露します。

ここで私の一連のツイートをどうぞ。

ここでさらにペルソナ好きの友人とのLINEをどうぞ。

お前がいい顔してるわ


地獄ですね。

あえて書きません。地獄なので。

全てが明かされた時、綾時から二つの選択を言い渡されます。

一つは、自分を殺すこと。死をもたらす存在「ニュクス」の分身であり呼び子である
自分が消えれば、滅びまでの時間を僅か延ばすことができる。そうすれば影時間に
関するすべての記憶を失い、心安良かに最後の時を迎えられる。
一つは、自分を殺さず、降臨する「死」を倒すこと。
だが勝てる見込みは万に一つもない。苦しみ抜いて死ぬだけだ、と。

主人公たちには大晦日までにこの選択のどちらかを選ばなければなりません。

これぞ選択が未来を紡ぐRPGですね。
つまり、バットかトゥルーか選べってことですよええ。

さて私はセーブを二つに分け、どちらのエンドも見ることに。
おそらく展開的に、綾時を殺すとバットなんだろうなと思い、先にバットの方を見させていただきました。
あのバットエンドの選択なんですけど、ツイートでも呟きましたが、仲間達が決意して一つの答えを出している中、決定権は主人公にあるんです。最終的な答えを出す際も主人公と綾時2人だけの場面なんですが、仲間がみんな生かすことを決定してるのに、主人公のみ殺す選択をしたら、今までの絆全て無くなりますよね。
それこそ選択が未来を紡ぐRPGの血塗れの兄弟エンド思い出します。

バットエンドを選択すると一気に卒業式まで進み、今までのタルタロスでの冒険や、仲間達と戦った出来事は無かったことにされ、そもそも同じ寮の人で特段仲良いわけではないというとても辛い状況に置かれます。なんなら風花ちゃん、天田、コロ丸は出てきません。
ゆかり、順平、主人公で将来について話しカラオケにいって、まさかのスタッフロールで終わりです。
エグい。

ってことで、分岐前のデータを再ロードし再び選択へ。
今度はきちんと生かすことを選び、無事1月へと入ります。だけどタイムリミットは1月末まで。1月には全てが終わるそうです。
1月に入るとアイギスとのコミュが解放されたり、最終決戦に向けての準備が始まります、
で、愚者コミュMAXだとメサイアというペルソナが解放されるのですが、マジで作成方法がわからず友人にヘルプLINE。
そこで作成方法を知った私歓喜。
どうせならメサイアを作成して最終戦に行きたかってのでひたすらレベル上げです。そのほかにも2周目に向けて、作っていないペルソナを作成していき、またコミュMAXにできるコミュはMAXにしました。
結果的にできたのは

魔術師、戦車、皇帝、塔、悪魔、死神、審判、恋愛、星、太陽、刑死者。

この時の私へ。お前は永劫コミュ(アイギスとのコミュ)をMAXにしなかったことを後悔するだろう。

さてレベル上げがメサイア作成レベルに達したため、念願のメサイアを作成。
無事受胎しました。
つぶやきましたが、もうメサイア完全に綾時ですね。

諸々準備を終え、いよいよ最終戦の舞台タルタロスの頂上へ。
しかしその前にまずはストレガの2人との決着。正直メサイアのおかげであっさり勝てたので割愛。
あ、ジン戦はゆかり、アイギス、コロ丸。
タカヤ戦は天田、順平、真田先輩で挑みました。
2人を倒すといよいよ最終戦です。

最終戦望んだメンバーは

真田先輩、ゆかり、美鶴先輩です。

結構バランス良かった。美鶴先輩はアイギスと悩んだのですが、真田先輩デバフ、ゆかり回復、のためもう1人攻撃役が欲しかったし、全員で最終戦に望んで欲しかったので美鶴先輩を選びました。

正直、レベル差があろうがなかろうが、いっちばんきつかった戦いです。
というより、SP切れとの戦いになってた。
なんとかこなして、最後はメサイアでとどめ。
メサイア最強って喜んでたのも束の間、とんでも展開に大慌て。

そしてHP0にしても倒せないニュクス。

と思いきやここでまさかのベルベットルーム。イゴールが主人公に語りかけてきます。主人公がこれまで築いてきた人々との絆、コミュニティの力を結集することで「ユニバース」のペルソナを得た主人公。
ニュクスとの一騎打ちに挑みます。
仲間達の声援を受け、通常攻撃しかできなかったコマンドが、突然ペルソナスキルを使用できるようになります。

ではここでまず友人とのLINEをどうぞ。

キミのような勘のいいガキは嫌いだよ

では次にTwitterツイートをどうぞ。

ここら辺1人で進めるの無理で友人と通話しながらやってました。
ありがとう友人。サンキュー友人。

再び地獄です。
勘づいてしまわなければ良かった。
最近のRPGは主人公犠牲になるエンド多いなと思いましたけどこのゲーム2009年のでした。おかしいな。

一生進まないので何回もごめんを連呼しながらPSPの○ボタンを押し、とりあえずなんとか進めます。

終わった終わってしまった・・・と思いきや、主人公帰還。
全力の驚き声を上げました(ど深夜迷惑)
主人公に駆け寄る仲間たちのセリフもやばかった。何よりアイギスが涙を流したのが本当に・・・・。
「奇跡は為った」という綾時の言葉とともに、いずこかへ消えるニュクス。

そしてタルタロスは消滅して、影時間も消えます。それはバットの時と同じく主人公たちの記憶も消えていくため、またバットエンドのような展開になります。

ちなみに最終決戦の前に、ある条件満たすとチドリがまさかの生き返るらしいです。幸い私はそれを達成していたらしく、そのイベントを見ることができました。ただ主人公達への記憶はありません。ただ彼女は、誰かに助けられた温もりだけをはあるらしく、彼女はそれを知るために今度は生き続けることを誓います。このイベントはどうやら、ペルソナ3fesという作品で追加されたやつがポータブルにも入れてくれたものらしいです。
全く知らんかった。

さて、ここからはバットと違い、少しだけ3月卒業式前に何日か行動できる日があります。ここではコミュMAXにしたメンバーと、パーティーメンバーと会話ができます。
ただしここで罠が。男性主人公だと、アイギス、ゆかり、風花、美鶴はコミュがあります。つまり、この4人と会話するためにはこの4人全員コミュMAXにしないと行けないという鬼畜仕様。酷い。
ゆかりはコミュMAXにしていたためなんとかなりましたが、他三人とは会話できず・・・。いいんです、真田先輩とは会話できたし。

ところで主人公、眠るたびになんか体調不良になってるんですよね。
そう言えばニュクスって封印されたんですよね。
どこに封印されたんだっけ。

あ、主人公の中にいるやん。

あ、これダメなやつ。

メニュー開いても何もできないんですよね。

まるで全て終わるかのような感じ。

さて約束の日の卒業式。
バットと同じ流れかと思いきや、主人公起き上がることも辛く卒業式には参加せず。そんな彼を迎えに来たのはアイギスでした。
アイギスと主人公は約束の場所である学校の屋上へ。
仲間達で高校生組は卒業式へと参加します。卒業式はやはり展開が違います。
美鶴先輩の答辞で、仲間達はみんな記憶を思い出します。そして卒業式なんてガン無視で主人公とアイギスがいる屋上へと向かいます。
そんな主人公とアイギスは今までの思い出を振り返ってました。
話をしてる中主人公は眠気がさらに強くなった様子。アイギスはそれを見て、自分の膝の上に寝かします。なぜ私はアイギスのコミュをMAXにしなかったのか。大馬鹿野郎です。
アイギスに語りかけられながら、どんどん瞼が重くなっていく主人公。
疲れたんでしょう。ゆっくり休んでくださいと言われて目を閉じようとする主人公。

あ、これ寝たら2度と目覚めないやつ。

そして仲間達が屋上に集結したと同時に、主人公は眠りにつきました。

そしてエンディング。君の記憶。

もう歌詞がとんでもないですね。
ガルパのカバーで聞いたことはありましたが、実際にこうしてストーリーをプレイしたことで歌詞の意味が本当にわかります。
ぜひストーリーを見てフルを聞いてほしいです。


◆総評


これにて、ペルソナ3ポータブル無事クリアしました。
合計時間は101時間。今のゲームでも100時間を超えるゲームはなかなかないと思います。
でも途中で飽きることなく、最後まで楽しむことができました。
ペルソナ3は、4、5と比べるとストーリーが比較的重めと聞いており、パーティーの仲もそこまで仲良いかと言われると、テイルズオブジアビスのようなパーティーを感じました。
各選択肢の際にどうでもいいというセリフがたまにあるのですが、これを見ると主人公があまり人と馴れ合うことがないクールな性格だということかわかります。だからこそ、序盤から仲良しこよしというより、徐々に徐々に、全員と仲良くなっていく過程を見た方が楽しかったです。
だからこそ、ストーリーの流れ的にも、主人公の性格的にも、男性主人公がしっくりくると感じました。
女性主人公では性格も真逆であり、ストーリーも変わるところがあるとのことで、そちらもそちらで面白そうではあります。
本当は各キャラクターのお話もしたいところでありますけど、長すぎるため割愛いたします。

主人公が最後どうなるのかまではストーリーでは描かれませんでしたが、君の記憶の歌詞を見る限り、深い眠りについたんだと解釈します。また、なぜ彼は深い眠りに抗ってまで卒業式まで過ごしたのか。
個人的な解釈にはなりますが、最終戦前に仲間と決めた約束。主人公はそれを守るために生き続けようとしたんだと思います。真相はわかりませんが。記憶もなくし、死が迫る仲生きようとした主人公はどういう気持ちだったんでしょうか。おそらくいつでも深い眠りにつけたはずなのに。ただ何かを仄かに感じながら、約束を頭の片隅に覚えていたのか、この日までは生きてみせるという決意があったのかもしれません。約束が彼を現世にとどまらせた。
最後に仲間に見守られながら眠りについた主人公が笑っていたらいいなと思います。

長文となってしまいましたが、ペルソナ3ポータブル感想はここで終了します。
考察もない、ただの感想をダラダラと書いていただけなので読みづらかったと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

まだペルソナ3をクリアしたことのない方、既にやっているけどまたやりたいなと思った方、2023年1月19日にXbox Game Pass, Xbox Series X|S, Xbox One, Windows、PlayStation®4, Nintendo Switch™, Steamでリマスターとして発売されるため、ぜひプレイしてはいかがでしょうか。

なお、私もペルソナ3だけで終わらず、ペルソナ4、ペルソナ5もプレイする予定でありますのでもしよければお付き合いしていただけると幸いです。

ではまたどこかのゲーム感想で。


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