俊敏な黒人

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最近聴いたもの 12/9~12/15

ずっと投稿忘れてた 12/9・THE YELLOW MONKEY『THE NIGHT SNAILS AND PLASTIC BOOGIE』 メジャー1st。完全に『Aladdin Sane』を意識したジャケットから想像される通り、骨太のグラムロック。 『SICKS』の時のような成熟した妖しさや苦悩というよりは、より直情的なロックンロールを鳴らしている。 温かみのある太いギターとベースの音が良い。売れなかったらしいが、押しも押されぬ伝説的バンドの萌芽はある……ような気がする。

    • 最近聴いたもの 12/2~12/8

      12/2・SOUL'd OUT『Single Collection』 ナゴヤの衝撃から抜け出せなかったので。昔はさほど気にしてなかったけど、「ア、アrrrrrァ ア、アァ」ってやつ、こんなにしょっちゅう言ってたんだ…… 全曲良いが一曲挙げるとすれば「TOKYO通信~Urbs Communication~」だろうか。サビ本当に歌詞が聞き取れないな。 12/3・Sonic Youth『Daydream Nation』 なんで聴いてなかったんだ。USインディの大御所中の大御所。そ

      • 最近聴いたもの 11/25~12/1

        11/25・Them Crooked Vultures『Them Crooked Vultures』 NirvanaのDave Grohl、Led ZeppelinのJohn Paul Jones、Queens Of The Stone AgeのJosh Hommeが組んだ紛うことなきスーパーグループ。3人ともかなり特徴的なプレーヤーだ。その先入観もあってか、まさに3つの個性が集まって出来上がったような音楽が並ぶ。総体としてはQueens Of The Stone Age的な

        • 最近聴いたもの 11/18~11/24

          11/18・The Raptures『Echoes』 DFAレコーズを掘っていきたいと思い。 LCD Soundsystemと同じく、パンクとディスコの融合。ジャンル的にはディスコパンクとかダンスパンクというらしい。 絶叫する哀切なボーカル、切り裂くようなギター、8ビートを刻むリズム、全てが好み。一種異様な緊張感のあるダンスロック。 「House Of Jealous Lovers」が凄い。ジャキジャキしたリフ、半狂乱のボーカル、熱狂的なディスコビート。 11/19・Bla

        最近聴いたもの 12/9~12/15

          最近聴いたもの 11/11~11/17

          上げ忘れていることに気がついた。 ポケモンが出て以降何も聴いていない。ポケモンが全て。 11/11・LCD Soundsystem『Sound of Silver』 LCD Soundsystemの2nd。ビートから始まったトラックは徐々に厚みを増していき、ボウイを思わせるボーカルが入る。もうそこからは身を委ねるだけだ。間違いなく名盤。 ポップなメロディ、ポストパンク的な静かな熱狂、その底に溜まった痛切な叫び。全てがディスコ的な輝きの中にある。 「North America

          最近聴いたもの 11/11~11/17

          最近聴いたもの 11/4~11/8

          11/5・Arthur Russell『The Sleeping Bag Sessions』 11/4に行ったOGRE YOU ASSHOLEのライブで、このアルバム収録の「Tiger Stripes」が開演前に流れていたので。 Arthur Russellはチェリスト兼現代音楽家兼シンガーソングライターという、多方面に活動を展開した人物らしい。 このThe Sleeping Bag Sessionは彼がSleeping Bagレーベルで収録したレア音源集らしい。なかなか渋い

          最近聴いたもの 11/4~11/8

          最近聴いたもの 10/28~11/3

          10/28・Kasabian『For Crying Out Loud』 最初こそ1stのような地を這ううねりがなく「随分軽くなってしまったな」と思ったものの……蓋を開けてみれば、アンセム級の名曲が続々。全盛期のOasisを思わせる無敵感。ここに来て脂が乗り切っている。もう「ポップすぎる」とかそういう難癖をねじ伏せるレベルのパワーがある一枚。 「Are You Looking For Action?」が特に良く、終盤のサックスパートの炸裂感が気持ちよすぎる。ライブ盛り上がるんだ

          最近聴いたもの 10/28~11/3

          存在しないCPのイメソン集

          存在しないCPのイメソン集です。 この世にあって欲しい物を作るよ 小さくて慎ましくて無くなる瞬間 こんな時代じゃあ手間暇掛けようが 掛けなかろうが終いには一緒くた きっと違いの分かる人は居ます そう信じて丁寧に拵えて居ましょう ダーリン ダーリン 心の扉を壊してよ たいせつなことは瞳を見て 云って あなたとならば この街を抜け出せる 今すぐ連れ出して My Sweet Sweet Darling あと少しあたしの成長を待って あなたを夢中にさせたくて 藻掻くあたしを可愛

          存在しないCPのイメソン集

          最近聴いたもの 10/21~10/27

          10/21・Antonio Sanchez『Bad Hombre』 パット・メセニー等と共演している人気ドラマーのソロ作。 ほぼドラムだけでメロディや色を感じさせるプレイは素晴らしいと思うけど、ドラム未経験なのでその凄さがイマイチ把握できないところもある。 手数が多くてパキパキした音は好み。 10/23・Joe Lovano Quartets『Live At The Village Vanguard』 サックス奏者Joe Lovano 率いるカルテットのライブ音源。日本では

          最近聴いたもの 10/21~10/27

          最近聴いたもの 10/14~10/20

          10/15・戸川純『玉姫様』 ライブの予習のために聞いた。思ったより題材がエグい。 子供のような歌声とグロテスクな歌詞が独特の世界を作り上げている。キャッチーながら心を開けないメロディも良い。 「諦念プシガンガ」「踊れない」が好き。 ・戸川純とヤプーズ『裏玉姫』 ライブ盤。切れ味鋭いバンドサウンドに変幻自在のボーカルが合わさった音像は、まさにパンク。 スタジオ盤よりもライブ盤のほうが圧倒的に良いな(実際この日に行ったライブには度肝を抜かれた)。 「パンク蛹化の女」がすごい。

          最近聴いたもの 10/14~10/20

          最近聴いたもの 10/7~10/12

          10/7・Death Cab for Cutie『The Photo Album』 先日聞いたアルバムよりはロック色が強く出ている。けれどこのナヨナヨした感じ……好きですね…… 10/8・The Beatles『Rubber Soul』 実は聴いたことなかった。 ジャケットの色味のせいか秋めいた雰囲気を感じる。落ち着いているけれど、サイケデリックな雰囲気も漂っており後のサイケへの傾倒も予感させる。 「Michelle」が好き。 ・Beach Boys『Pet Sounds

          最近聴いたもの 10/7~10/12

          最近聴いたもの 9/30~10/6

          9/30・blur『Parklife』 前聴いたときは「Girls and Boys」しか印象に残らなかったけど、どうかな……と思い聴き直してみた。 洗練されたポップネスを持ちながら随所にトラッドな空気も漂わせる佳作。しかし印象に残るのはやはり「Girls and Boys」。 スマートなblurよりはガキ大将的なOasisの方が好み。今更比べる必要もないが…… ・iivvyy『iivvyy - EP』 FAVRICの会場で流れていたと聞いて。テクノとR&Bを融合させた音楽

          最近聴いたもの 9/30~10/6

          最近聴いたもの 9/23~9/29

          9/23・Liam Gallagher『Whe Me? Why Not.』 やっぱりええ声してんな~!! ソロ作は初めて聞くけどこちらの方がOasisの後半よりも軽くて聴きやすい感じ。 リアムの声が入るだけで一気にテンションが上がってしまう。デレマスは関係ない。 9/24・Can『Ege Bamiyasi』 ポップで聴きやすいけど、それだけに求めているものと違う…… やはり長尺の曲が欲しい。「Vitamin C」の気持ち悪さはかなり好き。 9/25・ASIAN KUNG-

          最近聴いたもの 9/23~9/29

          最近聴いたもの 9/16~9/22

          9/16・Bauhaus『The Sky's Gone Out』 一貫して陰!!夜の暗さというよりは、日食のような温度のある暗闇の雰囲気。そういう連想をしたのはジャケットのせいかもしれないけど…… 9/17・コンテンポラリーな生活『ヘドが出る前に』 ジャケット一本釣り。叫ぶような男声ボーカルとカラッとしたバンドサウンドがうれしい。ナンバガとかeastern youthあたりっぽいフレーズが頻出するものの、全体としてはガンガンリズムの切り替えが入るインターネットっぽい(適切な

          最近聴いたもの 9/16~9/22

          最近聴いたもの 9/9~9/16

          9/9 ・R.E.M『Automatic For The People』 カート・コバーンが最期に聴いていたアルバムとして有名。アコースティックを中心とした内省的な曲が多い。 最初こそ「こういう湿っぽいのは……」と思ったけど、徐々に引き込まれていき、聴き終わった後は完全に力が抜けてしまった。 終盤、夜明けのようにほのかな暖かさが増していくのがとても良い。 「Nightswimming」が好き。バッハの小品のようなかわいらしい温かみがある。 ・R.E.M.『Monster』

          最近聴いたもの 9/9~9/16

          最近聴いたもの 9/1~9/8

          最近新しいCDを聴く機会が多いのだが、いつ聴いたか、どう思ったか忘れることが多いので、記録を取ろうと思う。特に今週は多かった。 9/2・Boris『Tears EP』 8/12のライブで買ってそのまま放置してた。ビックリするほどポップだけど、底にはやはり爆音のダイナミズムがあって気持ちいい。「Peaches」がライブで聴けてよかった。 Boris「どうしてもあなたをゆるせない」 9/3・Coaltar of the Deepers『The Breastroke』 Tea

          最近聴いたもの 9/1~9/8