最近聴いたもの 10/7~10/12

10/7

・Death Cab for Cutie『The Photo Album』
先日聞いたアルバムよりはロック色が強く出ている。けれどこのナヨナヨした感じ……好きですね……

10/8

・The Beatles『Rubber Soul』
実は聴いたことなかった。
ジャケットの色味のせいか秋めいた雰囲気を感じる。落ち着いているけれど、サイケデリックな雰囲気も漂っており後のサイケへの傾倒も予感させる。
「Michelle」が好き。

・Beach Boys『Pet Sounds』
実は聴いたことなかった2。革新的なサウンド……という触れ込みだけは聞いていたけど、どこからどう聞いてもジャケット通りの牧歌的な英国のロック。
良い、良いけど、「ロック史に残る名盤」という評価に納得できるかというと……?これから聴き込んでいきたい。

10/9

・The Kinks『Kinks』
そういえばブリティッシュ四大バンド(このくくりもどうなのか)あんまり聴いてないな……と思い、まずはKinksに手を付けてみることにした。
「You Realy Got Me」しか知らなかったが、他の曲は特にえげつない音のギターがリフを叩きつける……ということもない普通のガレージロック。
調べてみるとカバーが多いらしい。Beatlesの1stもそんな感じだった気がするし、そういう時代だったのだろうか。
「 All Day And All Of The Night」は「You Realy Got Me」的なリフ駆動の曲で、かなり良かった。

・The Kinks『The Kink Kontroversy』
こちらのほうが上より好み。ビートやリフに乗って前進していくシンプルながらも力強いロックが聞ける。
ひび割れたような音のギターが暴れ回る、凶暴なアレンジの1曲目「Milk Cow Blues」が良い。

・The Kinks『Something Else』
もう1曲目の「David Watts」からノックアウト。ブリティッシュフォーク方面に行ったのか!
飾りなく優しい歌声と美しいメロディ。あれだけ破壊的な音を響かせていたギターは鳴りを潜め、アコギとピアノと円いベースの音が曲を形作る。
ラストの「Waterloo Sunset」は文句なしの名曲。

・スピッツ『ハチミツ』
サブスク解禁されたので。スピッツを履修していないことが負い目だったので本当にうれしい。
どの曲も本当にメロディがいい。独特な比喩を多用する歌詞も好み。好きなSS書きがスピッツを好んでいたが、なんとなく文体が似ている気がして「あっ、こういうとこから影響受けてたのか!」という発見があった。
「ロビンソン」はイントロから圧倒的な風格があり笑ってしまった。誰が聴いてもシングル曲だとわかると思う。

10/10

・Tool『Ænima』
いまいち入り込めなかった。トライバルなリズム隊は好みなのだが…… アメリカのプログレメタルみたいなバンドはいまいちハマらないことが多い。
Dream Theaterは好きなのだけど。メロディの問題だろうか。

・Mildlife『Phase』
浮遊感のあるミニマルなフレーズがどんどん展開していく。ボーカルの入り方が好み。

・Wilco『Being There』
めちゃくちゃいい!!バラードから轟音ロックまで幅広い作風の曲がまとまっているのに、どの曲にも爽やかで切ないポップネスが詰まっている。これもいわゆる「ロックの魔法」を感じる一枚。

10/11

・The Beatles『With The Beatles』
これも実は聴いたことなかった。オリジナル曲もいいが、カバー曲がかなりいい。がなるようなポールやリンゴの歌い方が好き。
特にリンゴの歌は今まであまり聞いたことがなかったけど、ボーカル普通にいけるんだな……

・The Kinks『The Kinks Are The Village Green Preservation Society』 

名盤!トラッドな小曲が並んでいるが、音はカラフルで聞き飽きない。Pet Soundsよりこっちのほうが全然いいじゃん。修行が足りんということですかね?