私にかけられた呪い

さいきん、と言っても、もう、2年くらい前になってまうかな。

「家族は呪い」

だと思っている。

遺伝子的つながり、戸籍上のつながりがあると責任を伴うという呪い

家族を大事にしようね、という経年的に刻まれる呪い


五体満足で生きてきたので贅沢な悩みなのかもしれないけれども、

生まれたその瞬間から雁字搦めなつながりの中にいて、

子どもの頃はそのつながりに愛を求め、

大人になれば有事の際は責任を負う者になる

縁を切るには裁判を起こさなければならない。

いっそ、嫌いになって見放すことができればどんなに楽なのだろうと何度も思った。

裁判を起こすほどのエピソードもないのだ。

ただただ煩わしい。


でもね。

父のこと、母のこと、祖父母のこと、

嫌いにも好きにもならなくてもいいや。

と気づいた。

有事の時だけ頑張れば。まだ事なきだし。


家族の呪いは掛けられたままだろうけど、

解かなくてもいいや。


嫌だと思ったときに逃げればいいや、と。

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