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2022年1月の記事一覧

読書なう・冬

note で極力190文字に収めたいのは
そうすれば全自記事を一気に読めるから。
いちいちめくるのが面倒なのだ。

オードリー若林正恭の「ナナメの夕暮れ」を
斜めに読んでいる。ナナメにではなく。
ダヴィンチの連載は続いていたらしい。
未だつまみ読み中だが、予想より「フツー」のひとだ。
もっと「特殊」なのかと思ってた。
フツーで真面目で努力のひとだ。         
あまり私の参考にはならない。

「仏教、本当の教え」その2

この本を190文字で終わらせるには無理があった。
インド人の考え方とか、インドにおける現仏教徒は
1%(すげーボロ負け)だとか、その理由とか
いろいろ面白い。例えば。

サンスクリット語に詳しい植木氏・中村氏によると
「信じる」にも4つの元の語があるのだそうだ。
1.シュラッダー。置く。信頼に足るものに対し
心を置くこと。学び授かる。
2.アディムクティ。対象に向かい心を強く放つこと。
こころ

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本「仏教、本当の教え」

植木雅俊著、中公新書。
帯文句が振るっていて「壮大な伝言ゲームの果てに」。
一番面白かった箇所は
「ブッダの教えは、無我ではなく非我だったかも」てとこだ。
つまり元の意味は not me だったのだが、
漢訳のミスで no me にしてしまった可能性があると。
not me ならば「アイデンティティで自己規定するな」
というよく登場する教えに沿っている。
私も以前から「無我では自灯明できんのでは?

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