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ハンガリーの魔酒「パーリンカ」

「映画とお酒のことをTwitterで書けない文字数で書いていこう」という感じで始めたこのnoteだが、気が付けば今日の投稿でまる一年になっている。

これまで、いろいろなSNSで日記のような、駄文のような、映画レビューとも呼べないようなものも書いてきたが「週1回の更新」がまる一年続いたことは一度も無かったので正直なところ自分でも驚いているところだ。

ともあれ、今後もダラダラとお酒の事や映画のことなんかを週に1本アップしていければと思う。

そんな「1周年記念」とも言うべき今日のお話は、以前に「きっと導かれている、そうと気づかぬだけだよ」で紹介したハンガリーのフルーツブランデー「パーリンカ」についてだ。

そう、つい先日我が家に来たのだ

「パーリンカ」が!!

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この度、届いたのはパニョライ蒸留所が作る洋ナシのパーリンカ

届いたその晩に早速飲んでみたのだけれど

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グラスに注いでリッドを被せて、少し回して香りが中で立つのを待つ・・・

満を持してリッドを取ると

もう、「芳醇な」や「馥郁な」という言葉では到底追いつかないような
そう「洋梨を凝縮していい部分だけを抽出したような」香りが僕の目の前に漂ってきた。

これだけで「はぁ・・・」とため息が漏れるぐらいの満足感が味わえる

さて、いよいよ飲んでみよう

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色が透明なのは、樽ではなくステンレスタンクで熟成するからとのことで、ウイスキーなどでは味のエッセンスの一つになる「樽香」が無いことでフルーツそのものの香りをダイレクトに堪能することができる。

一口飲んでみると・・・

「フフフフフフ~♪」と自然と笑みがこぼれる

最初の飲み口も、口の中に広がる香りも、飲んだ後に鼻から抜ける香りも、その全てが「雑味のない純度100%の洋梨の香り」なのだ

爽やかさと仄かな甘さが同居する洋梨の香りが僕のからだ全てを包んでいくような気持ちなる。
色々な美味しいお酒を飲んできているつもりだけど、パーリンカはその中でもトップクラスに美味しいと断言できるお酒だ。

あまりの多幸感で、危うく飲みすぎてしまいそうになり
バーカウンターの表ではなくカウンター下のスペースに保管することにした。

あのお酒は気が付くと手を伸ばしてしまいそうな、それほどの魔力に満ちていると言っても過言ではあるまい。

さて、このパーリンカだがまだBARで飲めるのは恐らく東京は神楽坂の「BAR パーリンカ」のみ、また業務用酒販店などでも扱っているところは殆どと言っていいほど無いのが現状なのだけど、もし見つけて貴方がお酒好きなら是非とも一度飲んでみて欲しい。

また今回は洋梨のパーリンカだったけれど、他にもカシスやアプリコット、プラムなどのパーリンカもある。

あぁ~他のパーリンカも飲みたい・・・

というわけでウイスキーも良いけれど「#パーリンカはいいぞ」とみんなに伝えてもっと知名度を上げていきたい酒飲みの僕である。

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