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#2|21才、海外大学3年目の人生設計の変化

こんにちは、とんとんです。
皆様いかがお過ごしでしょうか?😺
私はというと、最近はいよいよ大学卒業後の進路の決断が差し迫っています…!

私の決断の鍵は、大学院進学と就職、どちらをするか…というものです。
大学卒業後も学びの舍に身を置いて勉学に励み続けるか、実社会に出て働くか。

(なぜこの2択で迷っているのかは、またいつかの記事でお話させてください!)

この選択は非常に悩ましく、思い返せば本格的に考え始めたのはもう半年も前の昨年9月です。
どちらの選択を取るべきか結論を出すために、悩みそのものを大学の授業でのリサーチテーマにしてみたり、教授に話を聞いていただいたり、ビジネスの世界を知るためにインターンを始めたりしました。

それでもまだ答えが出ずモヤモヤ。

いつも迷ったときは、より険しそうで予想できない道を選択するのですが(ひたすら自分を追い込みたい、冒険したい…😃)、今回の選択ばかりは、院進も就職も、どちらも予想できなくてワクワクする!!
故に非常に悩ましい。


①20代で人生を生き切ろうとしていた

そんな決断事項を念頭に置いてこの半年間過ごしてきたわけですが、
最近、自分の価値観に対して少し肩の荷が下ろすことができたような気づきがありました。

それは、「20代で人生を生き切ろうとしていたこと」に気がついたことです。
他の言葉で言えば、自分が自由に生きられる時間は20代しかない、と考えていたということです。

まず、私にはSocial Artistになるという人生の絶対的な目標があります。
そして、いつかは家庭を持って、授かれるのであれば子どもを授かりたいという願いがあります。(正直、これを声を大にして言っていいのかわからない。そのくらい、子どもを授かることは自然で簡単なことだとは思っていないので。ただ、今日は伝えたいことを正確に伝えるために、あえて書くね。)

キャリアと家庭。
この2つは、私の人生設計において心から大切にしたい
と思うものです。しかし、それと同時に、これらの両方を実現することを少しシリアスに捉えていました。

私と同世代で、同じような感覚をお持ちの方はいらっしゃいますか…?

反対に、「いやいや、そこまで気構えて考えるのはまだ早いのでは…?」と感じる方もいるかもしれません。
たしかに、色んな考え方があっていいですよね。

そう、だからこそ、20代若干のこの年齢で「キャリア家庭」を想定して人生設計を考えることも、it’s not too earlyだと思うのです!
決して早すぎるということはない。

むしろ、私の経験からすると、この感覚に行き着くのも不思議なことではないと思います。

②キャリアと家庭を意識する理由

私が大学3年生というこの年でキャリアと家庭を意識する(してしまう)理由は以下の2つ。

I. 理想のキャリアを本気で実現させたいから。

私が普段お世話になっている方からしたら、私のこの気質はは言わずもがなでしょうか。小学校高学年の頃から現在に至るまで「世界平和に貢献したい」という一貫した使命感と、それを実現するための目標があります。

この学校に合格する、とか、このプログラムに合格する、とか、目標はその都度アップデートされていますが、使命感と目標という存在は、この10数年間常にあります。自分のこれらの意志に沿って行動し続けた結果、海外大学をもう少しで卒業するぞ、というところまで来ました。

本気、というと抽象的ですが、自分のこれまでの生き方が「理想のキャリアを実現させたい」という意志を何よりも証明しているかなと思います。(改めて、支えてくれている全ての人に感謝です。)

II. 子育てと、子育てありきの家庭運営の大変さを経験しているから

私は3人兄弟の長女で、約10才年下の弟が2人います。私がちょうど中学受験期を迎える頃に、彼らが2,3才でした。…はい、やんちゃ盛りの時期です。(やんちゃなんて言葉では片付けられない…👼)

その頃は、父親は仕事が最高潮に忙しかったので、家にいる「大人」は母親と私だけ。母親も働いていたので、朝から家事をして1日フルで働いたあとに、また家事をするという状態でした。私が20才を越えるまで、母親が夜に座っている姿を見たのは夕食の時しかありません。

中学受験期から大学生になるまでのあの10年間、特に最初の5年間くらいは、本当に大変でした。
母親と2人で育児ノイローゼになりかけたことも。言うことを利いてくれない弟達をお風呂に入れながら、自分でもわけがわからずぎゃーーーーーー!!!と叫んでしまうも何日もありました。学校では偏差値と思春期の人間関係に支配され、家でもうまくいかなくて、人生のリタイアボタンを探した日もありました。

今海外で何があっても生き抜けているのは、間違いなくあの10年間で鍛えられたからだと思います。簡単にはへこたれないし、骨の1本や2本折れたって自分で治すしかありません。強く生きるとは、そういうことだと思います。

「子ども」である私でさえ、子育てのサポートであそこまで精神的にやられて鍛えられたのだから、「母親」という立場であった母親はどんな覚悟で、どんなに辛抱強く山を登って来たのだろう?

このように、子どもを育てることの大変さを身をもって経験してきました。
しかし、それでも前向きに私達子どもを育て、家庭を守ってくれる両親や、ぐんぐん成長する弟達の姿を見て、子どもを授かることは大変さよりも喜びと幸せの方が遙かに大きいと心から感じます。
だからこそ、願いが叶うのならば、私も自分の子どもとを歩みたいと考えています。

以上の2点の理由から、私は人生設計においてキャリアと家庭を強く意識しているのだと考えます。

③人生、短すぎん???

このような感覚を持つこと自体は、個人の経験次第ではごく自然なことだと思います。しかし、この感覚で将来について考えると少し肩に力が入ってしまって、

20代の今は、自分を1番大切にできる最後の時間だと思っていました。

子どもを授かれたら、何よりも大切な存在である子どもが第一優先になるので、遅くとも30才を迎える直前には自分のキャリアを大成させなければいけない。

もちろん子どもが大きくなったら、また自分の好きなように動ける時期が来るかもしれません。しかし、その頃には自分も若くても50代手前。そこまで先のライフステージは、正直今の自分には想像できません。きっと、勉強しながらバリバリ働いてることには変わりないだろうけれど、やっぱりまずは若いうちにできえうだけ結果を出さなければ、と、そんな気持ちでいました。そうすると、脳内はこんな感じ👇

え、これだけ将来のために勉強してきたのに、
いざ勝負できる時間短すぎない……?
(もちろん、子どもを授かってからの人生も幸せな人生だけれど。)

夢を叶える時間、短すぎん???
…………生き急がなきゃ!!!!!!!!
みたいな。

そんな感じで、院進or就職の決断も、自分の理想のキャリアプランを実現させるためにはより重要な決断になる、とより肩の力が入ってしまっていました。

④そこで終わりではない

しかし、最近、とあることがきっかけで、今までの自分は、「20代で人生を生き切ろうとしていたこと」に気がつきました。

それは、「子育てをしながら1年間でMBA取得を目指す」というフレキシブルな生き方との出会いです。

大学院について調べていたら、子育てをされながら早稲田の1年制のMBAプログラムに通われているママさんのnoteの記事に出会いました。
(あえてリンクは貼りませんが、興味のある方はぜひ調べてみてください…。すぐにヒットするはずです。)

その記事にはママさんMBA生としての生活の様子や、具体的な授業の様子、時間割などが綴られていたのですが、私はその方の生き方にとても救われました。

いや、社会人になってから大学院に通うと生き方があるのは文字通り知っていて、実際、そのような生き方をする方を実際に目にしたこともあるのですが、

この方の文章には、
とっっっっってもリアルな覇気を感じたのです。
いきいきしている感じ。

心の底から学びを楽しまれている感じや、
学びの舍での仲間との交流も本気で楽しまれている感じはもちろん、
何よりも、「ママ」という立場になった変化はあっても、「ママ」という立場に自分を奪われず、ご自身の理想のキャリア形成に励まれ続けている姿に感動しました。

その方は、ママでMBA生(しかも普通2年制なのにこの方は1年制)で、しかも会社にもお勤めらしい…。やばたん。

しかし、綴られている文章から、本当にいきいきと生きられている感じが伝わってくるのです。

私が心のどこかで探していた方に出会えたような感覚で、
そういう生き方をされている方が実際にいることに本当に感動しました。
(本当、文章を共有するって素晴らしいよね…)

20代ももちろん全力で生き抜きたいけれど、
そこで終わりではない
ということを学ばさせていただきました。

また、既知の生き方に囚われず、

「人生は自分で創造するのもの」という考え方を何歳になっても忘れたくないと改めて思います。

そして、年を重ねても、

自分が置かれている環境内でできることのみを考えるのではなく、次の環境に行くにはその時点での自分の持ち札をどう活かすべきか

という思考を持って生きていきたいです。

そうやって、冒険のステージを上がって行きたいのです。

そのためには、今の自分が将来の自分に選択肢を増やしてあげる、ということが必要だと考えます。

大学卒業後の進路も、極論何を選んでも正解だと思うので、今取り組むべきことに引き続き取り組みつつ、自分を信じて選択したいと思います!🌻

(終わり)

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