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しゃべりが得意じゃなくてもアナウンサー職に就けるのか…

こんにちは!アナウンサー受験のプラットホーム・井上智惠です。

「アナウンサー試験に受かるためにあなたの本気を出している?」といった投げかけをこのnoteではしつこいほどお伝えしているので、

今回は少し就活から離れまして、

マインドについて、

今、漠然とアナウンス職が気になっている…という皆さんにも分かるよう、伝えます。

私は、NHKで働いていた数年前まで、小中学生を対象に出前授業に行ったり、スタジオに見学に来てもらって、「どうしたらキャスターになれますか?」などの質問を受けることも多く、

その中で最も多かったのが

「話すのがあまり得意じゃないじゃないけど、アナウンサーになれますか?」という質問でした。


実はこれ、私がアナウンサーの夢を持ち始めた中学生の頃から、

何度も思っていたことです。

当時は身近にアナウンサーはいませんでしたし、放送局で働く人と話せる機会もなく、ずっと悩んでいました。

というのも、夢を持ち始めた頃、

当時は(当時は!?)隠し事ができないオープンな性格だったので、

アナウンサーになりたいという夢を周りに話していました。

でもその頃、友達から

「さと(ニックネーム)って、 話さなければいい感じなのにね…」と

言われたことがあったのです。

その子がどういうつもりで言ったのか、その頃は深堀りもできませんでしたが、その言葉が気がかりで、いつも心のどこかで自信を失っていました。

そして、「さと知ってる?アナウンサーって超難関なんだよ?」と言われたり、今考えると【なれるわけないのに、バカなことを言っている】くらいに思われていたことと思います。

もちろんその頃、アナウンサー職に就くためには努力が必要なことと、どれくらい難関かは知っていたのですが、友達のそういった言葉を跳ねのけられるほどのメンタルは当時持ち合わせていなく、落ち込んでいたこともありました。

その中でも応援していくれる友達もいましたので、

ひとまず大学に入って、新たなコミュニティの中で同じ夢を目指す人を探そうと思いました。

そして肝心の【話すことへの苦手意識】については、

大学の放送研究部に入って、ラジオパーソナリティを経験することで克服しました。

私は子どものころからミュージカルを習っていましたが、

ミュージカルの発声とアナウンスは全くの別物でした。

発声が身についているので話すことが得意なのでは?思われがちですが、

役になりきって大声でセリフを話すことは得意だけど、

自分のことを語ることになると言葉が出てこないどころか、目が泳いでしまったり、吃音のような状況になってしまったりして、苦手だったのです。

それを毎回の放送で練習させてもらい慣れたことと、周りの部員たちも明るいメンバーだったのっで、大学2年間に克服することが出来ました。

しかし、原稿があれば話せますが、その場で思ったことを伝えるという力はやはりすぐ身につくものではなく、子どものころから【自分の意見を言えるようになる練習】をしていなかったのだと感じています。

私の子どものころは、大人の言うことを聞いて、よい子でいられるように…

という風潮が今より強く、少しでも輪から外れたことを言うと先生から怒鳴られたり、

親の言うことを、よく聞く子が良い子で、少しでも違うことを言うと悪い子…のような風潮が今よりありました。

また母が厳しかったので、ちょっとでも母の気に障る言葉を言うと

「すぐ言い直しなさい!」と言われたり、

弁論大会などで言葉が達者な子供がいると、「子供らしくない。生意気ね。」などと思われるような世代でした。

ですので、自分のことを自分の言葉で語ることなんて

ほとんどしたことがなく、いざ話そうとしても言葉が出てこなかったため、

最終的にアナウンサー試験においても、

【自己PR原稿を丸暗記して、いかにも今考えたように話す演技をしてみる…】ということしか、できませんでした。それが限界でした。


このような経験もあり、

これからアナウンサーを目指したい人が「話すのが得意じゃないけど、どうすればいい?」と聞いてきた時には、

【自分の意見が言えるような環境に身を置くように】とアドバイスしています。

スマホの録音機能で毎日、音声日記を残してもいいですし、

今ですとインスタライブ、個人でラジオを配信できるようなサービスもありますから、ぜひ自分の思っていることを語る練習を何度もしてみてください。

そのうちに自信が付いてくると思います。

またそれにプラスして、年配の人と話す機会を少しでも作ってください。

できれば試験の面接官になるような4-50代くらいの人がいいです。

そういった年配の人達と普通に世間話ができるようになればこっちのものです!!


エントリーシートの書き方などは試験直前でも学べますが、

【自分のこと、身の回りのことを、自分の言葉で語る】ということは、

普段からしておかないと、できません。

今は今より子どもたちが自由に発言できる機会が増えましたが、

私と同じような経験をしている人もまだまだいるのではないでしょうか?

感想などコメントもらえると嬉しいです!!


★★★★★インフォメーション★★★★★

私の行っているアナウンサーになるためのオンライン家庭教師では、1時間3500円でマンツーマンで教えています。自分で言うのもあれですが、結構破格です。合格者が出て1枠空きができ、ひとまず3月まで伴走します。

(ただ教えるだけではなく、この採用があるから、今回はこれを練習しよう…など、細かく把握して教えられるのが大手スクールとは違うメリットです。)まずは無料で、あなたにどんなことができるのか…ヒアリングさせてもらいますので、話を聞いてから決めてもらってもいいです。個人でやっていますので、お気軽に、勧誘も全くしません。とにかく、1人でも局アナウンサー(キャスター)の夢を叶えてほしい!それが私の願いです!!








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