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子ども達にとって居心地の良い空間”すみよし愛児園”




すみよし愛児園


すみよし愛児園は社会福祉法人ゆうゆうとして法人化される前、昭和46年に地域の企業が地域の子育て家庭のために立ち上げ

”こどもが愛される場所”
”こどもを愛する人が集まる場所”という特別な場所として

『愛児園』と名付けられました。

開園まもなく訪れた経営難。
祖父が負債全て引き受けて地域のこどもたちの居場所を守り、母が全てをかけて受け継ぎ繋いで今の保育実践の土台を作って来ました。


本当の自由保育

「自由保育」という実践を始めた年から約50年。
時代が「自由を獲得するために必要な保育実践」をようやく受け入れて来ているように感じることが多くなりました。
”本物の自由保育”は、
”言葉”ではなく
”景色”で受け継がれて来ています。

自らの意思で行動し考え生き方に責任を持ち、
放任保育ではない放牧保育でもない

全てをかけた保育実践が本物の保育者たちによって
信念揺るがない想いで受け継がれていきます。

新すみよし愛児園

平成26年にすみよし愛児園は建物が新しくなりました。
建物が新しくなっても、開園から約50年間子ども達を見守り続けた樹木はそのまま残し、そこで過ごした人たちの想いや記憶、景色がまた訪れたときに、ふわっと温かくよみがえるようなそんな園舎を目指しました。

自然(風・光・匂い・音・感触)の素晴らしさを感じ、心穏やかに過ごせます。

この地域のこの場所に、この園が大木のようにあり続けることに大きな意味を持ち、自然の力と調和した建物であることを第一に考えました。


木漏れ日の中に春夏秋冬の四季を感じながらの生活、
寒い日もポカポカと温かい広緑、
雨や雪の日でも思い切り遊べる屋外広場<
明るい光をたっぷりと取り込む部屋・・・
子ども達にとって居心地の良い空間があちこちにあります。

事務所の縁側では子ども達が採った虫を見せに来たり、そこで一緒に絵本を読んだりおしゃべりしたり、まるでおばあちゃん家に来た
子ども達のようです。


やりたいを可能にする園舎

すぐに庭に遊びに行ける保育室、
作ってくれる人の顔が見えて匂いも感じられる給食室、

自分で感じ、自分でやってみたい、見てみたいと思ったときにすぐに行動に移せるような時間と空間を大事にしている保育の中で、この園舎はそれを、可能にしてくれます。

0歳から6歳の子ども達が生活する保育園ではお互いを感じ合うことはとても大切です。
大きい子がしていることを見る、聞く、同じようにやってみる、
小さい子の面倒を見る、優しく接する、
そんな当たり前のことが当たり前にできることが幸せです。
年齢で生活が分断されるわけのではなく、同じ場所でいろいろな想いを共有し、育ちあい、お互いの存在を認め合うことができる優しい場所です。

こんなにも贅沢な想いをすべて形にできたことに感謝し、本当の意味での目指すべき子育てとそれを可能にする園舎が、これからもここにあり続けますように。


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