自分をニュートラルな状態に導くために。shihoさんを“ありのままに戻す”本と音楽のハナシ
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自分をニュートラルな状態に導くために。shihoさんを“ありのままに戻す”本と音楽のハナシ

SWAY magazine

アートディレクターのshihoさんをお迎えしてお送りしているインタビューもいよいよ最終回。今回はshihoさんにお気に入りの本と音楽をピックアップしてもらいました。

単純にストーリーを楽しむのではなく、自分を“ありのままに戻す”ために本を読むというshihoさん。

自分が心地よくあることをとことん大切にしている彼女は、どのように本や音楽と向き合っているのでしょうか。

shiho / SWAYアートディレクター
1993年生まれ、大阪府出身のデザイナー兼イラストレーター。大学卒業後は、某IT企業でマーケターとして勤めるかたわら、デザイナーとして個人でロゴデザインやイラストなどを手がける。2021年夏に独立し、現在は東京と大阪を拠点にマーケ視点も活かしたデザイナーとして活動中。海外旅行、都会と美しい自然、美味しいものとインテリアが好き。 好きな映画はマイインターン。
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いしかわゆき / ライター
Webメディア・新R25編集部を経て2019年に独立。取材やコラムを中心に執筆するかたわら、声優やグラフィックレコーダーとしても活動している。著書に『書く習慣~自分と人生が変わるいちばん大切な文章力~』。生きづらい世界をいい感じに泳ぐために日々発信中。
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お気に入りの本をパッと開いたとき、書いてあることが必要な言葉

-- shihoさんは日々創作をするなかで、さまざまなものからインスピレーションを受けていると思うのですが、本はよく読まれるんですか?

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shiho:本はなるべくたくさん読むようにしています。そのなかでも、お気に入りの本を何冊か自分の中で持っておいて、それをパッと開いて必要な言葉を受け取る、というのをよくしているんですよ。

最近のお気に入りの本は3冊あります。まず、『ニューヨークのアートディレクターがいま、日本のビジネスリーダーに伝えたいこと』は、自分が迷ったときに立ち返る場所のような本ですね。

ブランディングを行う過程で、あまり自分の中でしっくりこないことがあるんです。「このコンセプトは何が伝えたいんだろう?」「どういう理論でデザインすればいいんだろう?」そんなとき、自分の原点となるような本を持っておくと、あれこれ悩んだ時もブレずにいられるんです。

次に『自分で「始めた」女たち 「好き」を仕事にするための最良のアドバイス&インスピレーション』はたまたま書店で出会った、とにかく世界観が好きな1冊です。ワクワクしたいときや落ち込んだときにパッと開くと、そのときの自分に必要な言葉が書かれているんですよ。

たとえば、「腕をあげるには、進んで自分の拙さを認めなければいけない」とか。

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自分で「始めた」女たちの中の1ページ。インスピレーション源になりそうな写真も豊富

-- 何だか占いのようですね。どうしてそんな本の読み方を?

shiho:尊敬する先輩経営者に、悩んだときにどうしているのか尋ねたとき、「本の中に出口がある」と教えてもらったんです。悩んだときに、落ち込んだときに言葉が癒してくれたり、インスピレーションを与えてくれたりすると。この読み方は本当にいろんな人にやってみてほしいと思います。

それから、『アルケミスト〜夢を旅した少年』はお世話になっているフリーランスの先輩に教えていただいた本です。夢を追っている人には刺さる1冊だと思います。落ちている言葉がすごく面白いんです。

とある若者が「幸福の秘密」を学ぶために旅に出るのですが、旅先で出会った賢者から油が乗ったスプーンを渡されて、「私の宮殿を歩きまわるあいだ、このスプーンの油をこぼさないように持っていきなさい」と言われるんですね。

彼はスプーンの油が気になって、宮殿の美しさを全く味わえなかったんです。その後で賢者から、「幸福の秘密とは、世界のすばらしさを味わい、しかもスプーンの油のことを忘れないことだよ」と教えてもらうんです。

つまり、日々のやるべきことをきちんとやりながらも、目の前にある美しいものを楽しむことが幸福の秘密なのだということ。小説のストーリーのなかで、教訓のようなものが散りばめられている、人生の気付きとなる本ですね。


自分で自分を取り戻すための行為が「本を開くこと」だった

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-- どれも素敵な本で気になります。これらの本はどのようにして見つけるんですか?

shiho:普段から本屋さんで立ち読みをよくします。書店で手にとってパラパラとめくって、好きな本を家に連れて帰るのが好きなので、誰かからおすすめされない限りネットで買うことは少ないかも。

たまたま書店に入り、たまたま目に留まって、たまたまページを開いたら、今の自分に必要な言葉が書かれている…ということもあるから。運命の出会いを大事にしていますね。

そのなかでも今の自分にとって必要なもの、言葉を忘れないように手元に置いておきたいものを持って帰るようにしています。そんなにたくさんの本を所持しているわけではなくて、厳選して大切なものだけを所持していますね。

たとえばこの『YES YOU CAN』は旅先のドバイで出会った本。当時、独立するかしないかで自信がなくなりかけていたときに出会って、あまりに自分にぴったりな言葉が書かれていたから、落ち込んだ時にも自信を失わないようにと連れて帰ってきてしまいました(笑)。

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-- shihoさんにとって、本が生活のなかの一部として溶け込んでいるのを感じます。

shiho:社会人になってから本を読む大切さを知って、自分を取り戻したい時、壁にぶつかった時には本を読むようになりました。

生きていくうえで、自分をニュートラルな状態に持っていくのは大事だと思うんです。今は本当にいろんな情報で溢れかえっているから、それらをすべて取り入れてしまうと、いいことも悪いことも受け止めすぎて苦しむことがある。

それを、本を読むことでも、映画を観ることでも、友だちと話すことでもいいから、自分がありのままでいられたり、安心できたりする環境を作ってあげることが大事だと思うんです。ネガティブなものから距離を取って、心が乱れるのを防いで、自分を取り戻す。

人生において「上がり下がり」というのはありますが、自分のテンションが下がりすぎないように気をつけています。これらのお気に入りの本は、いつもデスクや枕元に置いておいて、自分で自分をポジティブにできるように心掛けています。


シーシャと音楽は似ている。digして旅を楽しんで

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-- shihoさんのお気に入りの音楽についても教えていただきたいです。

shiho:わたしはTaylor Swiftの歌詞に共感することが多くて、イライラしたときはこの曲、失恋したらこの曲、といくつか引き出しを持っているぐらい大好きで。歌詞の意味まで吟味しながら聴いています。

なかでもテラスハウスのテーマソングでもある『New Romantics』は頑張りたいときによく聞きますね。「日々は戦い」「人生は教室」みたいなパワーワードがたくさん散りばめられていて、心を強くしてくれる曲です。人生のなかで壁にぶつかることって往々にしてあると思うのですが、それを乗り越えるための歌。

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-- モチベーショナルな歌詞ですね。

shiho:ただ、それと同時に耳が心地よい音楽も大切にしています。歌詞はあまりわからないけど、単純に聞いていて耳が喜ぶような。

SWAYでも流れているんですけど、LANY(レイニー)という歌手が好きです。Spotifyでランダムに流していて出会ったのですが、やさしい声と、心落ち着くサウンドに安心感を覚えました。

最近I don't like mondaysが好きなんです...。学生時代にはRADWIMPS聴いてました。あまり自分をチアアップしすぎても感情に波が生まれてしまうので、「ありのままでいる」ためにも気分を落ち着ける音楽は必要ですね。

人それぞれに耳が心地いい曲ってあると思うんだけど、Spotifyでランダムに聴いて、「いいな」と思った歌手の曲を遡って聴いてみる、というのを時々しています。すると、その人が作る曲は大体心地よいものが多いことがほとんどで、それらを聴いておけば間違いないんですよね。

シーシャと音楽ってちょっと似ていると思っていて。シーシャもたくさん通ったほうが、自分の好みの味もわかってくるし、お店の人に好みを知ってもらって味を調整してもらえるんですよ。

シーシャは香りと味の旅。どうか何度も足を運んで、自分のお気に入りを見つけてほしいですね。

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All photos by Yuki Ishikawa

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