ケンチキ11種の秘伝スパイスに挑む②**唐揚げとフライドチキンの違い**
カーネル・サンダースの妻が所有していたといわれるスクラップブックに、その11種類のスパイスは書かれていたらしい。
01) 塩 TSの3分の2 (約4%)
02) タイム TSの半分 (約3%)
03) バジル TSの半分 (約3%)
04) オレガノ TSの3分の1 (約2%)
05) セロリー・ソルト TS1杯 (約7%)
06) 黒コショウ TS1杯 (約7%)
07) ドライ・マスタード TS1杯 (約7%)
08) パプリカ TS4杯 (約27%)
09) ガーリック・ソルト TS2杯 (約13%)
10) ジンジャー・パウダー TS1杯 (約7%)
11) 白コショウ TS3杯 (20%)
※TSはティースプーンのこと。ティースプーンに規定はないがおおむね小さじと考えていいだろう。
う〜ん。。。
見てわかるように、スパイスの半分以上をコショウ(白・黒)とパプリカが占めている。
唐揚げにパプリカを使うことはない。だが、フライドチキンの一般的なレシピを見てみるとポピュラーなスパイスのようだ。
そもそも、唐揚げとスパイスの違いはなにか。調べるとその違いはこうだ。
「唐揚げ」は肉自体に、醤油、酒、生姜、大蒜などで下味をしみ込ませてから衣をつけて揚げる。味が中までしみている。
一方「フライドチキン」は、肉自体に味付けをしないで、衣に味をつけて揚げる。小麦粉にスパイスを混ぜて、それを揚げるので香ばしくなる。肉どうしをぶつけて小麦粉をはたいているケンタッキーのCMが有名だが、これはフライドチキンならではということだ。
ケンタッキーフライドチキンを食べると、肉のジューシーさと皮のスパイシーさの両方が味の決め手だとわかる。
ひとまず、この11種類のスパイスを集めてみよう。
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