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自分はヤマトタケルだと勘違いした女がヤマトタケルが建立した神社へ参拝する

ヤマトタケル。
第12代景行天皇の皇子であり、日本古代史上の伝説的英雄。

『古事記』(日本の神話を含む8世紀はじめにまとめられた歴史書)にこう記載があります。
「於是化八尋白智鳥、翔天而向浜飛行。」
(ヤマトタケルの魂は大きな白い鳥となって空を飛び、海へと飛んで行った)


大きな白い鳥を意味する「八尋白智鳥」。「八尋白千鳥」とも書きます。
そう。お気づきでしょうか。
並び替えると「白鳥千尋」になる。私の名前だ。
「八」どこに行ったねんと思うよね。
私の誕生日は「八月八日」。

私はヤマトタケルかもしれない。

お叱りを受けそうなので正確に言うと、
ヤマトタケルの生き様と魂のかたちからくる「白鳥信仰」に対して、
厚い心を込めた壮大なキラキラネームかもしれない。

2024年2月19日 23:54更新 私は「ヤマトタケル」かもしれない より

それをキッカケになんとなくヤマトタケルが気になってきまして、
無職(転職活動中)で時間もあるしとゆかりの場所へ行ってみようというものです。

前回はヤマトタケルが祀られているいる神社へ参拝しましたが、
今回は私が住む栗原市に、なんと「ヤマトタケルが建立した神社」があることを発見し行ってみることに。

栗原市栗駒にある勅宣日宮駒形根神社です。
ヤマトタケルが祀られてますーじゃなくて、建立ってことがあるんだなあと初めて知りました。


「写真撮らせてもらってもいいですか?」と参拝してから撮影しています。
久々の積雪の日に行きました。



写真では伝えきれない長い階段。


積雪と運動不足気味の身体には堪えますが、せっかくのヤマトタケルゆかりの神社。
てっぺんを目指します。


てっぺんだと思っているところにやっと着いた!と思ったときに眼前に広がる光景。


下からは見えない位置にありました。
「まだか・・・!!」と思いましたがこれも試練。これも人生。

でも左を見ると土俵。嬉しい。元気が出る相撲好き。

相撲好きで、元剣道部。私はやはりヤマトタケルかもしれない。

また階段を上る。
静かで荘厳なこの神社は、雪を従えて更に威厳と輝きを増しているように見えました。
初めて訪れたので雪が無いときを知らないのですが、たぶんそうです。


ヤマトタケルはこの神社を東北地方の蝦夷平定の際の祈願のために建立しました。
ちなみに私の先祖は蝦夷の反乱である「伊治呰麻呂の乱」で有名な伊治城がある地区の出身。
私はヤマトタケルであるかもしれないし蝦夷かもしれない。
平定する側なのか蝦夷側なのかよくわかりません。
人間って矛盾を抱える生き物なんだなと思います。

帰りは「狩人」さんに寄って熊そばを食べました。久々。

ヤマトタケルが食べたという伝説は無い。

またヤマトタケルゆかりの場所へ行ってみようかと思います。

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