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【独占インタビュー】電動キックボードで日本一周した伊藤さんに感想をきいてみた!

こんにちは。公道走行可能な電動キックボード専門店SWALLOWです。
今回は弊社の電動キックボードZERO9を使って日本一周(!)していただいた
伊藤たいと(https://portfolio.nayvic-tit.net/)さんにインタビューしました!

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登場人物

・伊藤さん(日本一周した人)

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現在は、学生をしています。これからの乗り物を先取りし、電動キックボードで日本一周を達成した人(たぶん一人目)。

伊藤さんのブログ(https://www.taito-smile.com/archives/495

(以下:伊)

・金代表

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伊藤さんが、日本一周に使った電動キックボードSWALLOWの代表を務めています。アメリカ出張時に電動キックボードと出会い、日本でSWALLOWを起業した人。

SWALLOWオフィシャルページ(https://swallow-scooter.com/

(以下:金)

・TK104

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自動車ライターをしています。自身も、SWALLOWの電動キックボードを所有していて、日常でもよく利用している人。

Noteブログも更新中(https://note.com/tk104

(以下:TK)

インタビューまでの経緯

ある日、伊藤さんはSWALLOWに日本一周の計画を持ってきました。SWALLOW代表の金は、そのチャレンジを応援したかった思いや、ZERO9の耐久性を試してみたかった思いから、伊藤さんのスポンサーとしてZERO9の提供や日本一週のサポートを行うことを決めました。

そして2021年4月のスタートから159日間の旅を経て、伊藤さんの日本一周の旅は無事ゴールとなりました。今回は日本初のチャレンジを達成した伊藤さんへのインタビューとなります。

「早速ですが、電動キックボードで日本一周しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?」

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伊「まず、誰もやっていなかったということもありますが、これから電動キックボードが流行ると思ったことと合わせて、日本一周をやってみたいと思いました。」

金「電動キックボードでの日本一周は、大変だったことと思います。日本一周をするうえで、ZERO9を選んだ決めては何だったのでしょうか?」

伊「以前は別のメーカーのキックボードに乗っていましたが、近所の利用では不満はありませんでした。しかし、日本一周となると、より性能のいい車体が欲しく、ZERO9を選びました。また、サポート体制が良かったことも大きな理由のひとつです。」

TK「選んだ基準は性能いい車体だったからということで、ホームページに記載されている性能表を見たと思いますが、どういった数字で比較しましたか?

伊「私は最高速度と航続距離を見て選びました。ZERO9なら、最高時速30kmを維持できるし、満充電で40kmを走行できるという点が大きな決め手です。」

金「実際に長距離を乗ることになりましたが、ZERO9で良かったところや、悪かったところはありましたか?」

伊「(ZERO9では)時速30kmを安定して出せることで、(車速制限があるものと比較して)安心して車道でも利用ができました。速度が出るので、車体剛性もその安心感につながっていると思いました。ただ、やっぱりトラックに追い越されるときなどは怖かったです。」

TK「お気に入りの装備はありましたか?」

伊「オプションのワイドタイヤがお気に入りです。タイヤが太くなって、かなり乗りやすくなりました。スタート時に装備していたパンクレスタイヤは、残念ながら700kmほどで溝がなくなってしまって、ノーマルでもよかったかなとは思いました。」

金「悪かった点を教えていただけますか?」

伊「車体は高性能で気に入っているのですが、バッテリーが取り外しできない点で困ったことがありました。例えば、旅先で出会った人に充電してもらうときに、相手はバッテリーだけ持ってくるのかと思ったら、車体まるごとで驚かれていました。」

TK「簡単に取り外しのできる、電動アシスト自転車のバッテリーのようなものを相手が想像していたのでしょうね(笑)」

伊「そうですね(笑)。あと、日本一周は長距離なので、途中でイスが欲しくなりました(笑)。」

TK「なるほど、バッテリーとイスは考えたことが無かったですね。」

金「ところで、日本一周となれば1日に何度か充電すると思いますが、どういったところで充電をされていましたか?

伊「主にガソリンスタンドやバイク屋さんを中心にお願いして電源をお借りすることが多かったです。やっぱり乗り物好きな人が多くて、興味津々で協力してもらえました。概ね2割くらいの確率で断られる感じでしたが、北海道では協力的な人が多く、即オッケーで充電させてもらえました(笑)。」

TK「1日でそれなりに移動距離もあったと思いますが、何回くらい充電を要しましたか?

伊「一日で、およそ60kmから80kmを電動キックボードで移動するのですが、充電は日に2回〜3回が必要になりました。計画的に移動しないと、周りに施設が無くて困る可能性があったので、そこが(日本一周で)注意した点です。」

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TK「そうすると、バッテリーにはかなりの負荷を強いることになったと思います。(バッテリーを)上手に使うコツはありましたか?私の知る限りは、残り20%くらいまで使って、80%まで充電するのが1番バッテリーには良いと聞いたことがあるのですが。」

伊「確かにその通りでした。日本一周を始めたころは、100%充電から0%になるまで使ってかなり負荷をかけていたと思うのですが、スタートから700kmで日本一周が不安になるくらいバッテリーが劣化していて、一度交換をしました。それからは、20%〜80%の充電を心掛け、優に3000kmは十分に使うことができました。最後に北海道から東京に戻るときに交換をしましたが、この交換は念のためという感じで、使って使えないことはなかったのかなと思っています。」

金「バッテリーの使い方としては非常に参考になります。長く使ってもらうために重要なポイントですね。」

TK「日本一周中のメンテナンスは、自分でされていたのですか?

伊「基本は2日に一回、空気圧の点検とタイヤの増し締めは自分でやっていました。他は代理店のある広島、福岡、富山でしっかりしたメンテナンスをしてもらいました。北海道では、出会った自動車整備士さんなどに点検してもらう機会もありました(笑)」

金「出会った人に点検してもらうのは、いかにも日本一周らしいエピソードですね。」

TK「そういえば、点検でタイヤの状態もチェックしたと思います。パンクレスタイヤは700kmと短かったですが、ワイドタイヤや前輪はどれくらい走れましたか?

伊「前輪は5800kmという長距離を絶えてくれました。リアのワイドタイヤは1000kmぐらいでした。」

TK「前輪が凄いですね。リアに関しては、モーターの駆動があるタイヤなので減りやすいのは自動車と同じで、分かる気がします。決して短いとは感じない、むしろ1000km持つことに驚きました。」

金「ところで、日本一周では走りやすい県、走りにくい県はありましたか?

伊「首都圏や繁華街、平らな土地はどの町も走りやすかった印象です。行った順番だと、名古屋、大阪、兵庫、広島、福岡、福井、石川などは走りやすい印象でした。加えて、島根やしまなみ海道なども、キックボード向きといった印象でした。」

TK「サイクリングを中心に据えた観光地づくりをしている町ですね。」

伊「言われてみればそうですね。あと、意外だったのは静岡が走りにくかった。バイパスが多くて、原付が走れない道路が多く、迂回すると峠越えといった箇所が多かった印象です。あと、東北地方は、道が広いのですがトラックが多く感じたこと、融雪剤の影響か路面の状態があれている場所が多くて、走りにくかった印象です。」

金「意外でした、単純に道が広ければ走りやすいというわけではなかったのですね。」

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<別件があったため、金代表離席>

TK「もう一つ、素朴な疑問なのですが、荷物をたくさん積む工夫は何かしていましたか?

伊「電動キックボードに積載量を求めるのであれば、性能のいいリュックを買うべきです!(笑)」

TK「なるほど(笑)」

伊「最終的には、75Lの本格的な登山用リュックに落ち着きました。蛇口をリュックに付けたりして、使いやすいようにカスタマイズしました(笑)」

TK「それはすごい(笑)」

TK「これだけ電動キックボードに乗った人も少ないと思いますが、オススメの使い方や、日本一周した感想など、教えていただけますか?

伊「日本一周はオススメしません(笑)。何より、日本一周はもうおなかいっぱいです。」

TK「・・・(笑)、日本一周したからこそですね(笑)。」

伊「やっぱり、通勤・通学・観光地巡りなど、荷物もそこそこで、移動距離も分かっている使い方がいいでしょうね。」

TK「これからも日常で電動キックボードを使いたいですか?」

伊「そうですね、日本一周から帰ってきたときは、しばらく距離を置くつもりでした。」

TK「ラーメンを食べすぎて、しばらく食べたくない感じですか?」

伊「その感じです(笑)。でも、しばらくしたらやっぱ乗りたくなって、近所のコンビニまでとかで使っています。」

まとめ

終始和やかに、笑いを交えたインタビューになりました。
日本一周ならではのエピソードもありましたし、電動キックボードのバッテリーやタイヤに関するエピソードも、有用な情報でいいインタビューになりました。

伊藤さん、ご協力いただきましてありがとうございます。
一同より御礼申し上げます。

SWALLOW合同会社
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〒223-0064 神奈川県横浜市港北区下田町2丁目10−61
代表取締役 金 洋国
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