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面接は形式。終わればスーツからの解放。

今週は面接ウィーク。朝からスーツを着て、履歴書と経歴書、ときどきポートフォリオを入れたリュックを背負って面接地へといざ行かん。

冬はセーター、夏はTシャツ、下はデニムしか着たくない私としては、いくらオフィスカジュアルと言えどスーツ系を着るだけでもう心労でグッタリしてしまう。
お堅い面接を受け、行き詰まる空気感にグッと堪えつつ質疑応答。着慣れないスーツに更に息も詰まっている。
「此処の会社に勤めたいです!」……なんて、強い意気込みもそんなにないから、余計なこともつい素直に言ってしまう。元々おべっかや隠しごとが苦手なので仕方ない。
面接後、仕事を紹介してくれたエージェントとの報告でこのことを伝えたら呆れられてしまったが、事後だけに仕方なし。

それより、スーツだ。
面接時だから第一印象は大事とは言え、スーツが自分らしさなのか?と思いながら、毎回袖に腕を通す。
Xジェンダーなのでパンツスーツは絶対。スカートは無論のこと、パンストですら履きたくない……!が、靴がパンプスなので妥協して膝下ストッキングを履く。
面接という社会常識に自分が染まっていく感じが、なんだか落ち着かない。

早く楽になりたい。ただそれだけ。

自分らしさを現すため私服面接というのもあるらしいですが、まだまだ狭き条件だ。
私服面接可でも「スーツの方が好印象」と受け取られるから、きっとスーツで受ける人多いと思います。結局、私もそう思ってスーツ着てしまうだろう。

面接が終われば、こっちの世界。1分でも早く家に帰りたくなる。服を脱ぐ爽快感。
やはりセーターとデニムが自分の姿だ。
面接の度に訊ねるのが、「デニム出勤は可能でしょうか?」
大概はNGかオフィスカジュアルを推奨してくる。

オフィスカジュアル……てなんだろう?

オシャレに疎いからどこから何処までかカジュアルとオフィスの線引きが分からない。
職場もオフィスカジュアルとか言わずにデニム可にすればいいのに、と毎回思う。
制服も然り。
髪の色も然り。
爪の色もメイクも然り(介護職で爪伸ばしてるのは流石にNGですけど)。
縛りが多すぎやしないか、日本のビジネスマン。

以前店で見かけたデニムスーツ、ちょっと気になってます(メンズしかないのが残念)。
これはカジュアルオフィスなのか?
パジャマスーツも気になります。パジャマはカジュアルオフィスになるのか?

デニムでも仕事出来ればいいじゃない、と思いつつ明日の面接を考えるとまた憂鬱な気持ちになります。
今週はスーツ着まくり週間……辛い。

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