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S&P500に勝つとはどれ程難しい事なのか【23年2月の戦況】

前回の1月は収益率0.03ポイントほど劣後していた。誤差だが、負けは負け。

さすが、世界を代表する株価指数だけはある。そう簡単にアウトパフォームを許してはくれない。

「素直にS&P500指数連動のファンドだけ買えよ、投資のプロでも長期でなかなか勝てないのに」

「お前さ、サッカーやってメッシ止められないだろ?野球やって大谷選手の球打てるか?そうゆうことやろうとしてるんだよ?」

と、リトルパラディソの声が心の中で静かに流れる。

そんなことは分かってる。分かってるんだよ!

でもな、俺ぁ、コアサテライトで行きたい。株式投資が好きだから。


■VS S&P500指数

それでは、23年2月の戦況です、、↓

【メイン指標】
収益率では1.79ポイントほど劣後
しました⇒

【サブ指標】
標準偏差(リスク※結果のバラつき)では、8.06ポイント優勢でした⇒〇

シャープレシオ(儲けの効率)では0.41ポイント劣後しました

おやおや、ボロ負けじゃないですか。しかも2か月連続の敗戦。株つらい。

【セクター別ヒートマップ】

2月は全体的に赤色(マイナス)でした。強かったのはメタやテスラ、弱かったのはヘルスケア、エネルギー、公益セクターあたりでしょうか。

■VS オールカントリ―(eMaxis slim)

【メイン指標】
収益率では0.02ポイントほど劣後しました⇒✕

【サブ指標】
標準偏差(リスク※結果のバラつき)では、3.15ポイント優勢でした⇒

シャープレシオ(儲けの効率)では0.87ポイント優勢でした⇒

やはり、私のポートフォリオの特性上(米国75%:他先進国10%:新興国15%)、全世界に寄り気味で、S&P500指数と全世界株式の間に来るようになっているので、こちらは想定の範囲内ですね。

収益率劣後と標準偏差優勢はキャッシュポジションが寄与していると思います。

昨年からフルポジションではなく、証券口座内の現金比率が高めなんですよね。毎月のお給料からの新規買い付けはタイミングを図らないフルインベストメントですが。

■まとめ

今月もS&P500には完敗でした。この2ヵ月だけ切り取れば、素直に$VOOやS&P500連動の投資信託を買った方が良いということが証明された形です。

ちなみに、今回から「VTかVTI(VOO)論争」も意識して、VS eMaxis slim全世界株式インデックスファンドのデータも参考程度に付け加えてモニタリングしていこうと思います。


※標準偏差とシャープレシオについて
・標準偏差
標準偏差とは、一般的には統計学における散布度(バラツキ)を計測する手法のことを指します。標準偏差は金融商品のリスクを数値化する際にも使われることがあります。投資信託の場合では、ある一定の年数を設定し、まず騰落率の平均値を求め、年ごとにリターンから平均値との差(偏差)を求めます。それから偏差を2乗して一定期間の年ごとの偏差を合計し、それを年数で割って平方根を出します。これがリターンとのブレを示す標準偏差で、その数値が大きいほどリスクが大きく、小さければリスクも小さいことになります。

・シャープレシオ
リスク(標準偏差)1単位当たりの超過リターン(リスクゼロでも得られるリターンを上回った超過収益)を測るもので、この数値が高いほどリスクを取ったことによって得られた超過リターンが高いこと(効率よく収益が得られたこと)を意味します。異なる投資対象を比較する際に、同じリスクならどちらのリターンが高いかを考えるときに役立ちます。このシャープ・レシオは、リスク調整後のリターンを測るもの

SMBC日興証券株式会社WEBサイトより引用


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