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2024年7月13日、冒険ファンタジー長編小説完成の歓び

私は2019年から、冒険ファンタジー長編小説を書くことを軸に生きて来た。
そして、2024年7月13日の今日、五作目がようやく完成した。
小説家にとってひとつ小説を完成させることは、ひとつ財産を拵えることと同じだ。その財産とはおカネであるかもしれないし、名誉であるかもしれないし、逆に恥であるかもしれない。
まだ誰にも見せていないので自分だけしか知らない物語がここにある。
四百字詰め原稿用紙換算720枚の作品である。
これからこの条件にあった新人賞を探していこうと思うのだが、今までの経験上、新人賞は落選すると結果を待っていた時間が無駄に期待している期間になってしまうので、世に出す方法を変えようと思う。しかし、文学新人賞は未発表のものが条件であるため、noteに公開するのは最後の手段だと思っている。しかし、noteで長編を何万人にも読まれると言うことはあり得ないような気がする。今回の小説は冒険ファンタジーだが、かなり純文学寄りであるため完全に娯楽として楽しめないと思う。noteで有料記事にしても読まれない可能性が高い。紙の書籍として店頭に並べば売れる自信はある。
有名作家でも紙の書籍になっているから売れて、noteで発表しても売れないということもあるだろう。もちろん、noteで何万人にも読まれるくらいでなければ地力がないと言えるかもしれないが、やっぱり、小説も映画のように宣伝が必要だろう。そうなると書籍化されているだけで、書籍化されるくらい価値がある作品と思って読者は買ってくれると思う。
この売り込みをどうするかの努力をして行こうと思う。新人賞に安易に出すことはやめようと思う。
出版社に持ち込んだら、「新人賞に出してください」と言われるだろうか?
マンガ家を目指していた大学生の時に編集者から言われた言葉が、「みんな、デビューするために四十枚の短編マンガに全てを注ぐんですよ」というものだ。私は、短編と長編は作り方が違って、短編が得意の人と、長編が得意の人がいると思う。マンガ家は長編連載を描かせれば面白いが短編は全然面白くないという人も多いと思う。
小説を出版社に持ち込むのはダメなのだろうか?忙しい編集者は私のように名もない小説家志望の者が原稿を持ち込んでも迷惑なのだろうか?
まあ、いろいろ今後の悩みは尽きないが、今日は第五作完成記念日だ。その歓びに浸っていてもバチは当たるまい。
あ~やりきった!

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