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統合失調症の私、キリマンジャロ登山を視野に入れる?

私は統合失調症を患っていて、登山を趣味にしている小説家志望の介護士四十三歳独身男性です。登山のすばらしさを統合失調症のために引きこもっている方に紹介しています。

昨日、私はnoteの他の人の記事を読みました。その方は、登山経験ゼロでキリマンジャロに登ったとのことでした。すげえな、と思い読み始めたところ、その登山では、ガイドがいてポーターが重い荷物を持ってくれ、さらに食事もツアーのコックが用意してくれるというものでした。本人は軽いザックを持って行くだけでした。そして、登山道も写真を見る限り、かなり簡単だと思われました。ただ、標高が高いということで高山病には要注意だと知りました。「これなら俺にも行けそうじゃないか」と思いました。私は外国の山には興味がなかったのですが、なにしろアフリカの最高峰、有名なキリマンジャロです。その方の記事の写真を見ても山頂から見下ろすと雲がはるか下にあり、まさに天界でした。行ってみようかと思いました。しかし、私が今年計画している、日本の北アルプスのほうが難易度が高いと思われました。それに私は登山経験が浅く、現在は夏山小屋泊を計画しており、最近初めてテントを買って、自宅庭でソロキャンプを二回しました。今夏、北アルプスの後、一回テント泊登山をやってみようかなどと思っています。道具を買うとそれを使いたくなるのが人間の性のようです。そして、テント泊に慣れたら、次は雪山と考えています。しかし、雪山は夏山のようにひとりで行くのは大変危険なため、誰かの指導が必要だと思います。登山サークルに入るのがいい方法だと思いますが、私は病気柄、人との付き合いができるか心配でグループに入ることに億劫になっています。だから、雪山は私にとって自然のアウトドアであるとともに、社会的アウトドアでもあります。社会への扉を開くことが、雪山への扉を開くことになります。
昨日は、キリマンジャロ登山について考え、そこからネットで外国の山とくにエベレストを調べました。エベレストはキリマンジャロとは比較にならないほど難易度が高く、もちろん雪山で、登山道にはクレバス(氷河や雪渓の割れ目)を梯子を渡して渡るなど、リスクのレベルが桁違いで、私には無理だと思いました。おいおい、アウトドアを勧めている人間が、そんな臆病でどうする?と言われそうですが、本当にエベレストはプロ中のプロが登る山で私のような趣味人の登る山ではありません。それとは対照的なのがキリマンジャロで、たぶん私は、キリマンジャロでは満足できないのではないかと思いました。おカネと時間と高山病にならない体があれば誰でも登れると思いました。で、今日、少しキリマンジャロ登山のツアーについて調べたところ、ガイドが英語だということで、「あ、俺には無理だ」と思いました。私は文学部を出ているくせに英語ができません。三年前にギリシャに一人旅に行きましたが、そのときの英語の手ごたえとして出した答えは、「外国旅行は添乗員付きのツアーがよい」ということと、「英語は使わなければならない環境に身を置けばできるようになる」というものでした。私は三十過ぎまでラジオ英会話で努力していたのですが、なかなか身につかないので努力するのはやめました。自分の人生の時間は限られています。苦手な英語に時間を割くより、ライフワークと位置付けている小説に全力で取り組もう、英語ができる無名の自分より、英語ができないが世界的な作家の自分になるほうがずっと価値がある、と考えました。アメリカ人的な考えですが、自分の能力を最大限引き出す生き方に、私は価値を感じています。
で、キリマンジャロの話ですが、私は外国の自然では、アメリカ西部に憧れています。アメリカはまだ行ったことがなく、モニュメントバレー、グランドキャニオン、ジャイアントセコイア、などを見てみたいと思っています。これはコロナさえ収束すれば、あとは仕事の日程の調節が上手くいけば、いつでも行けると思います。そのために介護の仕事をがんばっておカネを貯めたいと思います。介護の仕事をがんばって、と書きましたが、私は九年二か月のパート期間を終えてようやく正規職員になれました。小説家は変わらず目指していますが、以前の私なら、海外旅行は小説が売れたら、と「たられば」で妄想していました。それが介護の仕事でおカネを貯めて、と考えるようになったのは進歩かもしれません。しかし、私の能力を最大限引き出せるのは、介護ではなく小説だと考えています。
私にとって旅行は趣味ですが、小説の取材の意味もあります。しかし、登山は純粋な趣味です。山小屋泊をある程度やって、日本アルプスの主要な山を制覇すること、その中にテント泊を織り込むこと、それから雪山に登れるようになること。趣味なのに向上心があって、面白いと思います。私はアウトドア全般に興味があるのですが、現在では登山に一番の魅力を感じています。スキューバダイビングなどにも憧れはありますが、それは後回しにしようと思っています。つまり、登山は奥が深いので、スキューバダイビングはたぶんやらないだろうなぁ、と思っています。「たられば」ですが、小説が売れて、フリーランスになり、時間ができたら海のほうの趣味もやってみようかと思います。
上記で日本の山とキリマンジャロを比較しました。私は日本の山を大変面白いものだと考えています。外国の山の知識がないからかもしれませんが、冬は雪に覆われ、夏は山肌を見せるという日本の山は、登山客を飽きさせません。
これから夏山シーズンです。コロナの状況が心配ですが、日本の山を登ってみてはいかがでしょうか?どこかで私と出会えるかもしれませんね。

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