見出し画像

祭りの後の焼け野原・東京に、百合子の高笑いが響く。

どうせこういう結果になるだろうと嫌な予感がしていたものの案の定、2024年7月7日東京都知事選、またぞろ女帝・百合子が勝っちゃいましたね。投票率は60.62%。前回の366万票に対して今回は291万票と獲得票数は大きく減ったものの、しかしそれであってなお、大勝利です。自民、公明、都民ファ、はたまた三井不動産、電通、博報堂、朝日新聞、読売新聞そのほかの盤石な利権連合の底力と言えましょう。他方、都庁職員4万人はもちろんのこと多くの都民の絶望は計り知れません。



むしろ驚くべきは次点が石丸伸二さん。ぼくはのんきにも「京大経済学部卒の氷川きよしさんみたいな人が出て来たなぁ」と眺めていたものの、しかしかれは街頭演説を229回おこない、しかもそれを自身のSNSで拡散させ、がんばってがんばってガラスのハートでがんばって、無党派層の票をかっさらって、165万票も獲得しちゃいました。しかも石丸さんは若い層(20代~30代)に強かった。百合子は石丸さんに言うでしょう、「丸ちゃん、ありがとね♡」



これにはLien-Fangさん(リャンファンさん=謝 蓮舫さん)も惊讶(ジンギャ)の極み、びっくり仰天でしょう。「2位じゃだめなんですか!??」の名文句で有名な彼女は、老いた共産党の支持を取りつけ、(旧SEALDsのメンバーを中心に一説には3000人のゲリラ兵が)街中にRシールを街中に貼りまくり、リャンファンさんもR文字のTシャツを着て選挙運動を闘って、128万票を獲得する。しかし、2位にさえもなれませんでした。(いつのまにかLien-Fangさんの頭文字がRになっていますね。)反小池の票があろうことか石丸伸二さんに流れちゃったんですね。なにが起こるかわからないもの。リャンファンさんは武漢肺炎のときも中国の友たちをたいそう心配されていたもの、「我非常担心中国朋友们。」リャンファンさんの優しいお心が伝わってきます。今回のリャンファンさんの落選に、かの国のお友達もさぞや落胆しておられることでしょう。(その後7月13日夜、リャンファンさんは政治家引退を表明されました。)




以下のみなさんは10分の1の票を獲得できず、供託金300万円を没収されてしまいます。元航空幕僚長のオールド愛国者の田母神さんも26万票、ITエンジニアでSF作家の安野たかひろさんも15万票、医師としていまの狂った社会を糺そうと健闘する内海聡さんも12万票、ひまそらあかねさん11万票で、みなさん残念ながら討ち死にです。



百合子はオーダーメイドのスーツでにっこり微笑んで、これから4年、われわれ東京都民を地獄へいざなってくれることでしょう。百合子はさっそく指示するでしょう、さ、外苑再開発も再スタートですよ。樹なんておカネにならないものはばんばん伐っちゃいましょ、「坂本さん、ごめんね♡」くわえて太陽光パネル義務化は、莫大な負の遺産を積み上げることでしょう。都民の資産たる東京メトロも外資に買われてゆきます。もはや廃墟が約束された東京に『戦場のメリー・クリスマス』のテーマ曲が流れます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?