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私の動機の変化

私自身の動機付の変化は、特殊な事例です。しかしながら、そこからも、色々な教訓が出てきます。そこで少しばかり、年寄りの回顧にお付き合い願います。

私は、大学院の修士までは、人工知能の研究に携わっていました。但し、1970年代の計算機技術は、とても弱く、ネット環境も無いに等しい状況です。さて、駆け出し研究者の修士課程で、私は教授達の推薦が貰えず、博士課程への進学は断念しました。

さてこの時の私の価値観は

研究者として博士号が欲しい

が大きかったのです。もう少し言えば

学問・研究の成果が全て

と言う価値観でした。そこで会社に入ったのですが、多くの人が言う

会社での出世

と言う目標は、自分には合わないように感じました。但し

給料分の仕事を行う

と言う考えで働いていました。さて、当時はマイクロコンピュータの導入時期で、大きな技術変遷がありました。そこで私も、色々な知識を学会誌などから吸収し、それを仕事に活かそうとしました。

しかしながら、仕事の方は旨くいかず

色々と先輩に助けられる

経験をします。そこで、人との関わりを学ぶことが、一つの転機になりました。更に、仕事を進める上で、若い私にも仕事の補助の人がつきます。そうして、新し会社に出向し、リーダーとして部下を持つ経験をしました。そこでは

自分の技術力で難関を突破
それで
部下達も楽にし成果を上げる

と言う喜びを感じました。

さて、こうして仕事をしていくと、仕事の意味がわかってきます。私は社会インフラに係わる仕事をしていました。具体的には、上下水道などの仕事です。こうした仕事を通じて、発注元のお客様と話をし、更にその先にあるエンドユーザーが見えて来るようになりました。こうした

仕事での社会への貢献

を感じると、また新しい動機付けができました。

こうして視野を広げることで、自分の動機付けを変えていくようになりました。

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