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多様性対応の難しさ

どこやらの、軽率市長のフリースクールを巡る発言が、物議を醸し出しています。

さて、この問題には

多様化時代について行けない
画一教育発想

が根底にあると思います。

つまり

  • 明治時代なら一斉に行軍する軍人造り

  • 昭和の時代はラインで作業する工員

を育てるのが教育という発想です。

しかし

現在社会の要求は多様化

と言う面を考えると

教育の多様化は必然

と言うべきでしょう。

さて、ここでもう少し視野を広げて、考えて見ました。多様性の議論は大事ですが

尖った才能は少ない

と言うのも現実です。なお、弱者救済に関しては、大事にすべきです。私が議論したいのは

狭い尖った才能を伸ばすか
常識人として育てるか

と言う選択についてです。これは、難しい問題ですが

平凡に生きる幸せ

と言う観点を加えると

尖った才能を丸め常識人として生きる

道もあると思います。人財育成で難しいのは

枠に嵌めるか自由にさせるかの見極め

です。この時、厳し言い方をしますが

尖った才能で生きていける人は少ない
常識人の生活は楽

と言う現実があります。

実は、私自身もこうした

常識人化の道

をたどって、今まで生き残ってきました。人生での色々な分岐点はありますが、最大の分岐点は

大学に残り博士課程(今で言う後期)か
企業に就職か

と言う決断です。今冷静に見ると

大学に残れば
「フレーム問題の一解決」
程度の成果は出せた
しかし
大学教官としては失敗

と言う道が見えて来ました。

確かに就職後も、色々なトラブルはありましたが

常識人への成長

したことで、無事定年まで勤め、それなりの世活が送れています。

このような考えもあると思います。

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